2018年12月14日

2018年12月

【文化週間】
デイサービスセンター合歓の郷では11月の終わりに文化週間を設定し、職員による出し物が日替わりで行われていました。出し物の内容は「ソーラン節」「銭太鼓」「白鳥の湖」「日本舞踊」「U.S.A.」「明日があるさ」と実に多様です。文化週間のリーダーの1人であるMさんに、これだけたくさんの出し物を練習するのは大変だったんじゃないかと聞くと、「ほとんどは以前やったものなのでちょっとの練習で思い出せたけど、新たに取り組んだ『U.S.A.』は大変だった。」とのことでした。月曜は「U.S.A.」、火曜は「ソーラン節」といった感じで毎日違った踊りが披露されたので、全ての出し物を見た利用者さんはいなかったと思いますが、多様な出し物を披露する案を考え、楽しみながらその準備をしていた雰囲気は、しっかり伝わっていたと思っています。

【馴染みの曲】
ある高齢者の集まりの場で、演歌を演奏したらあまり盛り上がらず、ビートルズの曲を演奏したら大変盛り上がったという話を聞いたことがあります。曲や演奏自体に力があったこともあるでしょうが、集まった方が若い頃によく聞いておられた曲だったのかもしれません。50年後の介護現場を想像してみてください。そこで流れていたり歌われたりする曲はどんなものになっているんでしょうか?洋楽や「U.S.A.」のような曲だったりするのかもしれません。乳幼児、特に乳児が好む音楽はあまり変わらないでしょうが、青年期に聞く曲は時代によって変化しています。ということは利用者が変わっていくと馴染みの曲、心地よいと感じる曲も少しずつ変化していくのは当然で、それに合わせて介護現場の音楽の環境も変化していくはずです。そんなことを考えていくのも楽しいですね。

【変化】
今年も冬の賞与を支給させてもらいます。みなさんが日々利用者の方々を思い、まっすぐに向き合い続けてくれた結果と受け止めてください。ただ、人口減少、制度の変更など様々な変化が続いていることを考えると、今と同じことを続けているだけでは来年度以降も同じように賞与を支給し続けることができない可能性もあります。ですので、そうならないために花の村は積極的に変化していくことを選択します。地域や制度の変化に対応しながら健全な経営状態を保ち、事業を通じて地域を活性化させていくのは簡単ではありませんが、変化し続けていきましょう。「今何に集中すべきか?」「何を変えるべきか?」を考え、課題を把握し改善策を見つける会議をスタートさせました。各事業所の管理者たちと話し合い、課題解決に必要なことを実行していきます。小さな取り組み、小さな変化を丁寧に積み重ね、大きくて確実な変化を起こしていきましょう。天候も急激に変化しています。いつも以上に体調管理に気を配るようにしてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿