2010年8月20日

No.156 今年のぞう組ときりん組のリレーは

夏祭りが終わり、プールの活動も終わり、今度は9月18日(土)に運動会があります。あさり保育所では運動会を「子どもの運動能力の発達を保護者に伝える」「親子のふれあいを提案する」「保育を厚くする」という3つの目的で行います。まず前半は「運動能力の発達」を伝える内容のもの、後半は「親子のふれあい」を楽しんでもらう内容のものを予定しています。

当然、今年のテーマ「自分たちの住んでいるところを知る」も、種目の様々な部分に取り入れていくことを計画しています。例えばぞう組ときりん組のリレーはこんな内容です。リレーのコースは1周が60m。ぞう組ときりん組は27名いるので、1回リレーをすると全員で60m×27=1620m走ることになります。リレーを10回行うと16.2kmとなり、だいたいあさり保育所からアクアスまで行ける距離になります。ということで、1回リレーをするたびに江津市内のどの辺りまで進んだかが分かる表を用意し、運動会当日にはアクアスに辿りつけるようにしよう!と楽しみながら取り組めるように計画されています。















実際は園庭内を走るだけなのですが、浅利→渡津→江津→嘉久志→和木→都野津→二宮→敬川→波子と市内の9号線を進んでいくイメージを持つことで、居ながらにして江津市内を散策している気分になる子もいるかもしれません。そうしたことで、リレーの取り組みに楽しさを感じてもらいたい、その楽しさによって自発的に体を動かすことに取り組んでもらいたいという願いを持っています。また、運動会という行事自体が十分に園での生活にメリハリを与えてくれますが、更にこうした取り組みを通じて生活にも子どもの気持ちにも変化が生まれます。このような工夫は「保育を厚くする」ことにつながる大事な点でもあると思っています。

他の種目の内容についても取り上げたかったのですが、まずはリレーの取り組みについての紹介です。上の写真の表はランチルームに貼ってあります。今はどの辺まで進んだのかなど、お子さんといろいろお話をしてみてください。

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