2008年1月11日

No.27 公開保育を行います

2008年最初の「園長のひとりごと」です。昨年は世の中でいろんな問題が起きました。おそらくそれは今年も続くと思われます。そして保育所を取り巻く状況にも大きな揺れがやってくる兆しがあります。その揺れが、将来の日本を支える子どものことを真剣に考える方向に進んでいくきっかけになればいいのですが、私の予想では???です。危機感をたっぷり感じています。

そんな状況でも、私たちのすべきことは変わりません。どこまでいっても「子どもを真ん中において」議論をし、実践し、検証することを繰り返していくことしかありません。そして今回その繰り返しの中に、公開保育という形で外部の方に保育を見ていただくことを取り入れます。来週の金曜日(18日)に行います。

今回の公開保育には県内県外合わせて20数名の保育関係者が来られる予定で、午前中の保育を見ていただきます。その方たちに隅から隅まで観察してもらうことは、私たちにたくさんの気づきを与えてくれるはずです。というよりも、私たちとは違う目での観察を、その後の実践や検証をより深いものにしていくという前向きな気持ちで臨むのが正解だと思っています。全ては「子どもたちの育ちを保障する」ため、そのために自分たちの保育はどうあるべきかを考えるため。手前味噌で申し訳ないのですが、あさり保育所の職員は保育者として問題意識や課題意識をしっかりと持ってくれていると思います。有意義な日になるはずです。

また当然ですが、子どもたちの姿をしっかり見ていただきます。春から確実に成長してきている子どもたちは、当日たくさんのお客さんの視線の中でどのような姿を見せてくれるでしょうか。とても楽しみです。もしかすると、私たちの前では見せないような姿を見せる子もいるかもしれません。いつもと変わらないかもしれません。どちらであっても、子どもたちにとっても十分に意味のある日になると思っています。

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