2009年9月18日

No.111 食事のことと運動会のこと

今回は「食事のこと」と「運動会のこと」を書きます。

まずは食事について。
今月の献立表にも書かせてもらっていますが、今月から2週間サイクルメニューに変更しました。月に2度同じメニューが出るようになっています。その目的の1つに「味付けなどの調理方法の改善などを試みて工夫すること」があります。子どもたちの食べ具合を観察し、その結果を受けて次回の味付けや盛り付け、そして調理方法の改善などを試みて工夫していくためです。食事に関してのこだわりは他にもあります。噛むことが自然と増え、使う油を減らすこともできる「ごはんと味噌汁」を中心としたメニューもそうです。「子どもたちが自分の食べる適量をきちんと理解すること」を目的としたバイキング方式もそうです。保育所の食事は、1日3回の食事の中の“たった1回”ではありますが、子どもたちが食事を楽しめることを大切にし、思いを深めてまだまだこだわっていきます。

次に運動会について。
今日までの運動会の取り組みの中で、子どもたちの成長した姿をたくさん見せてもらいました。例えば、保護者と一緒に行う競技の“保護者役”を積極的に行ってくれる姿。みんなで協力して取り組むことを楽しんでいる表情。取り組みの中で友達の新たな一面を発見し、それを素直に評価できる心。他にもたくさんありますが、何よりみんなが意欲的に取り組んでいる姿は、見ていて本当に嬉しくなります。運動会の目的の1つが「保育を厚くする」ですが、運動会の取り組みの経験が、運動会後の保育も子ども同士の関係も、今まで以上に「厚く」してくれると思います。

いよいよ明日は運動会。園便りでもお伝えしているように、前半は「子どもの運動能力の発達を保護者に伝える」ことを目的とし、後半は「親子のふれあい」を楽しんでもらうことを目的として構成しています。そんな視点で子どもたちの姿を見て、そして一緒に楽しんでください。
(プログラムには、6月の保育参加で作った“たたき染め”の布を使っています。今年度のテーマである「自然」への意識を高める取り組みの1つです。)

0 件のコメント:

コメントを投稿