月曜日のピザ作りは無事に終わりました。感想は既に聞かれていると思いますが、とても美味しいピザができあがり、子どもたちだけでなく私たち大人にとっても楽しい体験となりました。準備から当日の運営までフル稼働してくださったOさんご夫妻には本当に感謝しています。なお、当日は山陰中央新報の「りびえーる」の取材を受けましたので、後日掲載されると思います。
この場で呼びかけていた保護者のみなさんの得意なことを生かした体験の提案ですが、さっそくぞう組のTさんからおもしろい提案を受けました。8割方改修の終わった畑も活用しながら、子どもたちが野菜に対しての興味を持つきっかけになると思われる、そんなおもしろい料理体験です。これだけでは何のことかわかりませんね。詳しく決まればお知らせしますので、もうしばらくいろんな想像をしながら待っていてください。
さて、話は大きく変わって、いずれきちんとまとめようと思っていることについて書いてみます。ほんとにいきなりですが、ヒトの特徴に共感能力があります。他者の立場に立ってものごとを考えたり理解したりすることですが、個を磨くためにも社会を作っていくためにも、とても大事な力だと思っています。他人が何を考えているのか、その背景には何があるのか、そんなことを想像する力は他の動物にはないそうです。そして、この共感能力は他人との関係性の中で磨かれていくということもわかっています。
私たちが子ども同士の関係や大人とのいろんな関係を大事にしているのは、その関わりの中で子どもたちに共感する力を磨いてもらいたいという思いもあるからです。そのためにも、私たち大人が共感をベースにした行動や社会のあり方を子どもたちに見せていく必要があるとも思っています。自分の目の前にいる他人だけでなく、距離も時間も超えた他者に対しての思いを表現することも、共感能力を持つことのできた人間の大きな役割ではないかと考えます。例えば、東北に心を向ける、ということ。無理矢理つなげているように思われるかもしれませんが、心を向ける、目には見えないつながりを感じる、ということの大切さを子どもたちにも感じてもらいたいと思っています。そのために夏祭りで何かできないか、保護者会長さんをはじめ役員の方々とも話をしているので、またきちんとお知らせします。お知らせばかりになってしまいました。
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