新しい取り組みとして「いきものがかり」が誕生しました。現在園舎内ではカメ、クワガタが一緒に生活していて、今後はもくもくの日で捕まえたカニや園庭で捕まえたセミとか、スズムシやカブトムシなんかも加わって賑やかになるだろうと予想しています。これらの世話をするのがいきものがかりで、今は夕方の集まりの後にえさやりをしたり、カメの甲羅を歯ブラシで洗ったりといったことが行われています。
メンバーは「やりたい!」と申し出てきた子で3人ずつのグループを作り、2週間交代で行います。世話をするときはカメのマークがついた帽子を被ります。この帽子を被ったときの様子を少し見たんですが、誇らしげな表情で「お世話は任せろ!」といった責任感も伝わってきました。このような取り組みが登場するたびに、どうすれば子どもたちの気持ちを盛り上げて取り組みが意欲的に行われるか、どうすればその取り組みがより充実するか、そんなことを保育士がアレコレ考えてくれているのが伝わってきます。
今回のいきものがかりにしても、別に帽子がなくても係の仕事は十分に果たすことはできます。でも、帽子を被ることの特別感や、被った以上ちゃんとやらなければという責任感、そしてその様子を見ている周りの子への刺激など、少し考えただけでも帽子の意味の大きさが分かります。係をやってみたい!でもいいですし、係には興味はないけど生き物に対する関心が高まってくるのでもいいです。いきものがかりと帽子の存在から子どもたちに新たな気持ちが芽生えてきて、それが周りにも刺激を与えていく、そんな広がりを期待しています。
話は変わりますが、水曜日に保護者会が中心となって園の周囲の草刈りを行ってくれました。園舎ができて15年目になるのですが、当初に比べると明らかに草の量も増え、生える範囲も広がってきています。今までと同じペースで整備作業を行っていては環境の維持が難しくなってきているのを実感しています。そんなこともあって作業を手伝ってもらえないかと相談したところ、作業計画を立てて実施してくれたというわけです。日々忙しくされている中、協力してくださりありがとうございます。みなさんと一緒に環境も含め園を作っていくことができるのが、園の理想的な形だと考えています。無理のない範囲で構いません。これからもみなさんの力を貸してください。
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