2017年6月2日

No.496 プレおたのしみ会のことと嬉しい報告

水曜日にはプレおたのしみ会が行われました。既にお知らせしていることですが、おたのしみ会というのは毎年11月末に行っていた発表会のことで、今年度からこの名前に変えることしました。子どもたちの「表現」の発達を見てもらうのは変わりません。保育における表現領域のねらいには「感じたことや考えたことを自分なりに表現して楽しむ。」「生活の中でイメージを豊かにし、様々な表現を楽しむ。」とあり、“楽しむ”ことをもっと明確にしようという思いからの変更です。名前には意外と大きな力があると考えていて、“発表会”と“おたのしみ会”では、子どもたちだけでなく保育者も、そして見てもらう保護者のみなさんも受け止め方は変わると思っています。その変化は今後少しずつ見えてくるはずです。



今回のプレおたのしみ会ですが、こうした活動を今年度は11月のおたのしみ会も含めて4回実施する計画です。子どもたちが日々体験してきたことを表現する、その表現を楽しむことは、日常的に行っていることです。それを年1回だけではなく4回見てもらうことにすると成長を感じてもらいやすいんじゃないか、子どもたちの楽しみ方も変わってくるんじゃないか、そんなことをねらっています。プレおたのしみ会では、楽しんで表現している普段の様子をそのまま見せてくれました。次のプレおたのしみ会は8月の予定で、この時はまた違った楽しさを見せてくれると思います。都合のつく方は是非見に来てください。





話は変わりますが、昨日行われた職員ミーティングの中でO保育士からある提案がありました。その内容は、もくもくの日に行くと楽しめそうな新たなルートを発見した!というものです。話を聞いていると、そのルートの関係者から園児が遊びに来てもいいよと許可ももらえたとのこと。今年のテーマ「地域」をもっと知ろうと動いてくれているO保育士の行動も嬉しいですし、地域の方が園児のことを受け入れてくださっていることも嬉しいです。またI主任からは、同じくもくもくの日で海に行く際に通っているルートについての報告が。そのルートの近くの方が「子どもたちが歩きやすいように」と道を整備し、新たに手すりも設置してくれる予定だそうです。この報告にもびっくりし、うれしい気持ちになりました。地域のたくさんの方に支えられることで、子どもたちが体験できることは間違いなく増えてきています。こども園の枠を飛び越えて地域の中で保育が行われているこの形を大事にしていきたいです。



0 件のコメント:

コメントを投稿