2013年9月20日

No.312  またまたうれしい提案です

とっても気持ちのいい秋晴れが続いています。天気予報通りにいけば、明日の運動会は気持ちよく行うことが出来るでしょうね。前回は運動会の目的について、そして「走る」ことに焦点を当てた前半の内容について書きました。今回は運動会後半の「親子の触れあいを提案する」「体を動かすことの楽しさを子どもたちに伝える」ことについて。

これに関しては今までも行ってきたように、楽しさは1人で感じるより共感できる相手がいた方がより強く感じられるという考えから計画していることです。子どもたちだけでなく、保護者のみなさんとも一緒になって関わりながら取り組み、そして楽しさを共感しあう、そんな時間にしたいと思っています。親子競技なんかはまさにそれに当たるのですが、保護者だけで行ってもらう競技も子どもたちにとって意味があります。保護者のみなさんが楽しそうに活動している様子を見ることも、子どもたちの刺激になるからです。そういうことなので、できるだけ多くの方に保護者競技へ参加してもらいたいと思っているのですが、その点について今年はとてもうれしい提案をいただきました。

ぞう組の保護者のKさんが提案されたことらしいのですが、「保護者競技への参加の呼びかけを自分たちに任せて欲しい」と言われました。まだその呼びかけをどのように行うかは決まっていないようですが、このような提案はとてもうれしく思っています。いつも思っていることですが、保育園は園児と保育のスタッフだけで成り立つものではありません。保護者のみなさんや地域の方々の積極的に参加してくれることによって、子どもたちへの刺激はより大きなものになります。少し前から「見守る保育」というものの説明を書き始めていますが、

「子どもは、多様な大人、子ども同士の体験から、社会を学んでいくこと。」

という項目があります。子ども同士の関わりはもちろんですが、子どもを取り巻く様々な大人がどのように協力し合って社会を形成しているかを見せることは、社会を知り、学ぶためには非常に大切なことです。その意味でも、保育園の行事を自分たちのことと捉えてもらっていること、そして自分たちも積極的に楽しもう!と考えてもらっていることを、ありがたいことだなあと思っています。大人が楽しんでいる姿は必ず子どもたちに伝わります。保護者のみなさんが参加の呼びかけをしている姿もしっかりと見てくれるはずです。後は多くの方に保護者競技へ参加してもらうだけ。
よろしくお願いします!

0 件のコメント:

コメントを投稿