2016年1月15日

手でも味わう

先日保育園で味噌開きが行われました。
4月に仕込み、途中経過も楽しみながら大事に大事に育ててきたみんなの味噌。
その完成を味噌尽くしで楽しもうというイベントです。

味噌の味くらべ、田楽味噌を作ってのふろふき大根、そして味噌汁クッキング。
味噌っていろんな味わい方があるんだなあと、改めて感じました。

その時の様子を見ていて思ったこと。
味噌を味わう時に指にちょっとつけてペロッと舐めるんですが、その時の子どもたちはほんとに嬉しそうな表情を見せてくれます。
自分たちが作った味噌を味わっているという嬉しさもあると思いますが、指につけて舐めるという行為の楽しさも感じていたと思います。

インドを訪れた時にカレーを手で食べた経験がありますが、スプーンを使って食べるのとは違って何とも言えない心地よさ、美味しさがありました。
食は五感を使って味わうものとどこかで聞いたことがありますが、あれは本当だと思います。
舌だけでなく手の感触とともに味わうことは、あまり行儀のいい食べ方ではありませんが、子どもたちにはしっかり体験させたいことでもあります。

目、鼻、耳、口、手の感触と五感全てを使って食を楽しむ。
そんな体験も大事にしていきたいと思った味噌開きのイベントでした。

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