2017年1月13日

No.477 ごはんと味噌汁

朝ごはんの重要性については、既にみなさんも十分に理解しておられると思います。江津市でも朝ごはん、特に一緒に食べるものとして味噌汁を強く推奨していて、今月中に市内の全保育園の保護者に向けたアンケートなどが行われることになっています。その朝ごはんですが、力の入れどころを間違ってしまうとただ大変なだけになってしまいかねません。そうならないためにも「子どもにとっての朝ごはんのあり方」の意味をしっかりと掴んでおいてもらいたいです。ではどうすればいいのか?ですが、4月に保護者講演会で来ていただいた幕内秀夫先生が分かりやすい文章を書いておられたので、ここで紹介させてもらいます。ぜひ参考にしてみてください。

お子さんの朝食はしっかりごはんを食べさせましょう。大人でも肉体労働している人は、「ごはんを食べないと仕事ができない」、「パンでは食べた気がしない」という人がいます。その大人よりも、お子さんは成長期なのですから、しっかりごはんを食べさせないと、勉強も遊びも充分にできません。

ただし、若いお母さんの中には「和食は手間がかかる」、あるいは「お金がかかって大変よね」などと言う人もいます。私(昭和28年生まれ)が生まれたころは、どこの家庭にも電気炊飯器も冷蔵庫はありませんでした。それどころか、スーパーマーケットもコンビニエンスストアもありません。今よりはるかに不便で、貧しい時代でした。それでも、ほとんどの家庭が朝食はごはんだったのです。手間やお金がかからないから、ごはんを食べていたのです。難しく感じる人がいるとすれば、それは旅館やホテルの食事と勘違いしているのです。旅館の朝食のように、温泉卵や茶わん蒸し、焼き魚、野菜の煮物まで揃えなければならないのなら、手間もお金もかかるでしょう。でも、それはお金をとるための料理です。

たぶん、私が子どものころ母親は朝から料理など作っていなかったように思います。電気炊飯器もなかったのですから、ごはんと味噌汁を用意するだけで精一杯だったはずです。その他は、漬物や佃煮、焼き海苔、納豆や煮豆などの常備食を並べるだけでした。家庭の朝食はそれで充分なのです。それらの常備食も昔は手作りでした。今も、添加物などが気になる方は作ることをおすすめします。時間がない方は買ってもいいと思います。朝から、砂糖がたっぷり入った食パンに、マーガリンやジャムを塗り、ハムエッグ、サラダ(ドレッシング、マヨネーズ)の油攻めになるよりはるかにいいでしょう。お子さんの朝食はしっかりごはんを食べさせてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿