2017年2月15日

2017年2月

みなさんは合歓の郷で時々行われている「ヨガ教室」を知っていますか?この教室はデイサービスセンター合歓の郷看護師のHさんが指導しているもので、この給与コメントが配布される2月15日(水)にも行われるので、私も初めて参加させてもらいます。ヨガはサンスクリット語の「つながり」を意味する言葉(心と体をつなげる)で、古くから伝わるインドの身心鍛錬の方法だそうですが、現在は健康法の1つという捉え方になっているようですね。そんなヨガを教えてくれているHさんに少し話を聞かせてもらいました。

Hさんは以前訪問看護の仕事をしていて、そのときに利用者が継続してリハビリをすることができていない現状、そして家族の方がリフレッシュする場を持っていない現状を知り、何とかできないかと考えていたそうです。今の仕事を始めてからも、利用者や家族の現状、そして職員の体調やストレスを少しでも解消することができれば…という思いが強くなり、まずは職場内で始めることにしたそうです。今回が6回目の開催になりますが、参加した人からは「気持ちよかった」「楽になった」「今後も続けたい」と声が上がっているとのこと。今後も継続していきたいし、もっと多くの花の村の職員に参加してもらいたい、利用者の家族や地域の人にもヨガでリフレッシュしてもらいたい、そんな思いを話してくれました。

話は少し変わりますが、現在花の村の総合パンフレットを作成していて、そこには次の文章を載せる予定でいます。

花の村は、江津市が世界でも認められる福祉のまちになることを目指しています。江津市は、中国地方で一番人口の少ないまちであり、年々過疎化も進んでいます。その中でも胸を張って「こんなに素晴らしい福祉コミュニティができます!」と世界に発信できる町を実現することを目指しています。

ここに書いてある『福祉コミュニティ』については、様々な介護事業、保育事業を地域と共に、力を貸してもらいながら取り組み、介護や子育てをしやすいコミュニティづくりを目指すという思いに加えて、今よりももっと多様な花の村の力(介護の力、保育の力、人の力)を発揮していくことも考えていきたいことです。地域とのつながりは強い方がいいですし、接点も多様である方がいいのは間違いありません。今よりも幅広く、多様なつながりを作っていくためには、例えばヨガ教室を地域の方にも開放していくことや、現在は私たちのために行っている施設内研修や勉強会を地域の方と一緒に学ぶ場にしていくことなんかも、花の村の今後を考えると実は必要なことなんじゃないかと思っています。介護事業、保育事業にそれが絶対に必要なのか?と問われると、うーんと考えてしまいますが、でもいろいろあった方が楽しいよねと答えたくなります。「地域に花の村があってよかったね」と思ってもらえるようになる方法は、まだまだたくさんあるはず、です。

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