2017年10月13日

2017年10月

【ブレスト】
あさりこども園では、10月のスタッフミーティングで「ブレスト」が行われました。ブレストとはブレインストーミングの略で、複数の人が自由にアイデアを出し合って新しい発想や問題の解決方法を導き出す手法のことです。要は話し合いの方法の1つなんですが、今回はルールを2つ設定して実施してもらいました。そのルールとは「とにかく数多くのアイデアを出す(内容は問わない)」「他人が出したアイデアに乗っかる」です。面白法人カヤックという会社が、おもしろい仕事をしていくためにこのブレストを大事にしているのを知り、方法なども真似させてもらいました。ブレストを体験することが一番の目的だったので、お題は「どんな結婚式を挙げたいか?」「カフェを繁盛させるためのアイデアは?」と軽めのもの、しかも業務とは関係のない内容でしたが、だからこそブレストの意味を理解してもらいやすかったんじゃないかと思っています。

【乗っかる】
今回のブレストはアイデアを数多く出すことが最優先。そうなると他人のアイデアを否定している暇はありません。出てきたアイデア全てをみんなで「それいいね!」と受け止める姿勢が大事です。そして個々に思いついたものを出し合うのではなく、他人のアイデアに乗っかることをしなければ、数は増えず、発想の幅も広がらず、すぐに行き詰ってしまいます。これは日々の業務にもつながる話です。仕事に行き詰まりを感じている、なんとなく楽しくない、そんな状態になるのはそこから抜け出す方法が浮かばないことが原因です。1人で考えているだけだと思いつく方法の数は限界がありますが、自分の思いつきに誰かが乗っかったり、誰かの意見に乗っかったりと、そんなことが職場の文化として定着していたとしたら、行き詰まりから抜け出す方法は数多く出てくるはずです。行き詰まりを減らし仕事を楽しくするために、仕事の質を高めていくために、アイデアをたくさん出すためのブレストを取り入れてみてはどうでしょうか。今回企画運営をしてくれたあさりこども園のNさんがアドバイスをしてくれるはずです。

【サンマ】
デイサービスセンターの「さんま祭り」が終わりました。今回サンマを一緒に食べた人は約170名。昨年と比べて50名程度増えたことになります。調理の手伝いに来てくださった方も、この企画を知って来てくださった地域の方も増えました。1人でも多くの方に関わっていただきたいと動いてくれた、職員のみなさんのおかげです。もっと多くの方に関わってもらいたい、花の村の思いを理解してくれる人、協力してくれる人を増やしたい、そしてそのつながりを生かして花の村からも地域へ貢献したい。そんな思いで花の村は動いています。この姿勢を粘り強く継続していると、地域から依頼や提案の声も増えてくると思います。そのときは、みんなで喜んで乗っからせてもらいましょう。



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