【環境整備委員会】
今年度から環境整備委員会がスタートしています。文字通り、花の村施設周辺の環境整備を考える委員会ですが、これは昨年度までは安全委員会が担当してくれていました。ですが、安全委員会は環境整備以外の検討事項が多くあること、そして合歓の郷施設周辺以外の整備も広く検討していく必要があることなどから、独立した委員会を運営してもらうことにしました。メンバーは、居宅介護支援事業所のNさん、小規模多機能型居宅介護合歓の丘のAさん、デイサービスセンター合歓の郷のMさん、グループホームやかたのYさん、ヘルパーステーション合歓の郷のOさん、さくらこども園のFさん、あさりこども園のIさんです。
【関心を持つ人を増やす】
活動方法で変わったのは、全員が参加できるよう、動ける時間を見つけて参加できる形にしたことです。今までは16時からの1時間で集中的に作業していたため、利用者の送迎等で参加できない部署が常にありました。そうなると、整備に対する意識の差は人によって大きくなり、「草が伸びてきたな」「あそこは修繕が必要なのでは?」といった環境に対しての関心は薄くなってしまいます。もちろん一気にやる方が効率はいいのですが、効率よりも環境に対して関心を持つ人を増やす仕組み作りを優先してくれました。
【心理的な距離】
メンバーの中でも、あさりこども園のIさんに求められる役割は少し特殊です。現在の主な作業場所が合歓の郷の周囲であることから、距離の離れているあさりこども園の職員はサッと作業に加わることができません。関心を持ちにくいのも仕方のないことです。そんな中でも池村さんは花の村全体のことを考え、部署の枠を超えて協力し合うことが自分たちのためにもなると理解してくれており、職員への協力依頼を地道に行ってくれています。物理的な距離は変えられませんが、心理的な距離は必ず縮めることができます。互いに関心を持って協力し合うことこそが花の村の仕事において大事な姿勢であり、そのことを池村さんが率先して伝えてくれているのを嬉しく思っています。
【みんなで支え合う】
委員会発の作業とは別に、個々に整備作業を行ってくれている職員が以前からおられます。その方々の活動をちゃんと伝えるために、このたび「感謝」というチラシを作ってくれました。そこで取り上げられるのは…と辞退された方もおられるので、全員が載っているわけではありませんが、こうした活動にもちゃんと目を向けておきたいと思います。自分の知らないところで多くの人が動いてくれている、むしろそんな活動の方が圧倒的に多く、そのおかげで今の仕事も成り立っていると考えた方がいいかもしれません。みんなで支え合うことを花の村の“根っこ”として大切に育てていきましょう。
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