2011年11月21日

制約

社会福祉法人花の村あさり保育所は
島根県江津市浅利町336-4にあります。
ちょっと隣の町へ移動したいと思っても、
もちろんすぐにそんなことはできません。

対象としている子どもは6歳まで。
しかも直接関わることができるのは
あさり保育所を選んでくれて、
そして市役所で入所を認められた子どもだけ。

これ以外にもまだまだたくさんあるけれど、
こんな風にいろんな制約があるわけです。
制約があることであきらめないといけないことがあったり、
悔しい思いをしたことも少なくはありません。

じゃあその制約を取り払えばいいじゃないか
その様な意味のことを言われたこともありました。
確かに制約を少なくしていけば
悔しい思いをしなくても済むのかもしれません。
でも、それではうまくいかないだろうなあと思っています。

制約のせいでうまくいかないと思っているうちは
多分どんなことをしてもうまくいかないでしょう。
悔しい思いをしたり、あきらめたりしないといけないのは、
だいだいが制約が原因ではないんですよねえ。

そもそも制約がない状態なんてあるはずがないんです。
だとすれば、
制約がある中でやるべきことをどう進めていくか、
制約がある中で自分の思いをどう表現していくか、
結局はそれしかないんだと思います。

うまくいかないことを制約のせいにするか、
それともまだまだすべきことができていないからと考えるか。
どちらの姿勢でいくべきか、よくわかってるんですけどねえ。
わかってるんだけど、つい何かのせいにしてしまいたくなります。
だから、自分の思いを整理するために、
こんなことを書いています。

あさり保育所にはすべきことがまだまだたくさんあります。
それらをひとつひとつ、確実に、です。

0 件のコメント:

コメントを投稿