2012年11月22日

No.271 役員さんに感謝!

11月に入ってからの話です。毎週水曜日の夜になると保護者会の役員さんが遊戯室に集まり、発表会の出し物の練習をしています。出し物の内容について、こんなことをこんな風にやって…といったことを本当はお伝えしたいのですが、当日のお楽しみということでここに書くのは控えておきます。とにかくみなさんそれぞれに忙しい中、あれこれ調整をして参加をしてくれていると思います。本当に大変なことでしょうが、それでもワイワイ楽しく練習している様子を見ていて、ありがたいことだなあと思うわけです。

この保護者の出し物は、単に子どもたちにも楽しんでもらおうという思いだけではないのがすごいところです。内容を考える際に、保育園のテーマに沿ったものになるように考えてくれているんです。ご存じのように今年のテーマは『世界を知る』です。そのテーマのもとに様々な活動をしているわけですが、子どもたちがテーマに対してもっと関心を持てるように、もっと楽しめるように、大人がテーマに沿って活動する様子を子どもたちに見せたい!と、あーでもないこーでもないと考えたものを披露してくれることになっています。

保育を辞書で調べてみると『乳幼児の心身の正常な発達のために、幼稚園・保育所などで行われる養護を含んだ教育作用』と書かれています。ここから考えると保育園などの施設内で完結してしまうことの様に思えてしまいますが、私の解釈は少し違っていて、保育者だけでなく、保護者のみなさんや地域の方たちと一緒になって行うものと捉えています。社会の中で生きていくための力を確実につけていくのが保育の目的でもあります。もちろん保育園の役割はとても重要す。でもそれだけでは十分ではありません。保護者のみなさんを含んだいろんな人たちが子どもたちに様々な姿や思いを見せていくことも、「心身の正常な発達のため」に欠かせないことです。その意味でいうと、今回の取り組みのように、大人も一緒になって保育園のテーマに乗っかって活動する姿を見せることは、すごく意味のある取り組みだと思っています。

子どもたちのために「それぞれの立場からできること」をと動いてもらえる、そんな輪が大きくなると子どもたちの体験の密度は濃くなっていきます。その輪を大きなものにしていくことも保育園の大事な役割です。大きな輪を作るために、みなさんと一緒に考え、そして行動していきたいと思っています。

3 件のコメント:

  1. 楽しみですね。
    今日の予行練習もしっかり楽しませてもらいました( ^o^)ノ

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    1. 今日は1日お世話になりました。
      土曜日は見る役と見せる役の両方を楽しんでくださいね。

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  2. 楽しみですね。
    今日の予行練習もしっかり楽しませてもらいました( ^o^)ノ

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