2016年7月8日

No.452 プールと交流

火曜日は3,4,5歳児のプール活動が行われていました。プールの活動についてはすでにお知らせしている通りなのですが、ここでも少し紹介させてもらいます。あさり保育園のプール活動は年齢別に別れて入ることはせず、まず今日はどのグループで入るのかを自ら「選ぶ」ことから始めます。グループは、①カメグループ(小さなプールで遊びたい)②カニグループ(顔に水がかかるのは苦手だけど水遊びは大好き)③さかなグループ(潜ったりするのは苦手だけど顔に水がかかるのは大丈夫)④イルカグループ(しっかり泳いで遊びたい)の4つです。





子どもたちは自分で選ぶことによって、とても意欲的に活動に取り組みますし、意欲的に取り組むからこそ活動に対して自信を持ち、次の課題への挑戦意欲へとつながっていきます。この「自発的な活動によって自信を深める」ことが、子どもたちの育ちにはとても大切なことなんです。そして「次の課題への挑戦意欲」と書きましたが、①→②→③→④とステップアップすることを常に目指しているわけではありません。前回はイルカグループを選んだ子が、次はカニグループを選ぶことはあるでしょう。泳ぐことが大好きな子でも「今日はなんとなく小さなプールで水遊びを楽しみたい気分」ということもあると思います。プール活動の目的は泳げるようになることではなく、水に触れて楽しく遊ぶことなので、一般的なステップアップとは違う「自分なり」のステップアップ、挑戦、楽しみ方を目指してもらいたいと思っています。写真はカニグループとカメグループの様子です。遊んでいる様子はそれぞれ違っていましたが、どちらのグループの子も楽しそうで満足そうな表情でした。



水曜日はデイサービスセンター合歓の郷の利用者さんとの交流がありました。子どもたちのためにたくさんの竹とんぼと竹鉄砲を作ってくれていて、それを持ってきて遊び方を教えてくれる、そんな場でした。今まではこのような交流の機会はあまりなかったのですが、今後は定期的に行っていくことを計画しています。定期的に関わることで、関係性は変化していきます。その変化を子どもたちが体験することの意味は大きいはずで、そんなことを改めて考えていきたいと思っています。今後の交流にも注目してください。今週の2つの出来事の紹介でした。

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