この文化を成り立たせるためには、自分とは違う発達段階の子が周りにいることが必要です。自分がまだできないことをできる子がいる。物事への取り組み方が自分とは違う子がいる。自分とは違った興味を持っている子がいる。そんな異なった子が周りにいるからこそ、その姿を見ることで多様な刺激が生まれ、多様な行動が自発的に生まれてきます。物事への理解を深めていくときも同じだと思っていて、あることについて自分とは違った視点から見ている人の話を聞くことで視野がグンと広がり、1人ではたどり着けないところまで考えを進めていくことができたりします。みなさんもそんな経験はありませんか?自分とは違う他者の存在は、子どもとっても大人にとっても大事だと改めて感じているところです。
もちろん刺激を受けたり理解が深まったりするのは相手も同じです。例えばダンスを見てもらっていたぞう組さんは、とても誇らしげな表情で踊っていました。大きな自信をつけたことと思います。夏祭り当日も、みなさんに見てもらうことは自信につながると思いますし、その自信は夏祭り以降の活動に生かされるはずです。また、たくさんの卒園児の活動を見ることができる今回の夏祭りは、子どもたちにとっていつも以上に刺激の多い体験の場となるのかもしれません。明日の夏祭りが楽しみですね。
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