2012年2月14日

お花は赤い

以前少し紹介したことのある
オランダの「お花は赤い」という歌の歌詞です。
教育のあり方について考えさせられた衝撃的な内容だったので、
もう一度書いておきます。


ちっちゃな坊やが始めて学校へ行った。
坊やは一枚の紙とクレヨンをもらった。
坊やはどんどん色を塗った。
だっていろんな色がとてもきれいだったから。
でも先生は言いました「キミキミ、そこで何をしているの」
「ちっちゃな花の絵を描いているんです、先生」
先生は言いました。
「ここは図画の時間じゃないんですよ。
花は赤くて空は青い。
そのことを考えておかなくっちゃ。
あなたはここでたった一人じゃないのよ。
みんながあなたのようにしたら、
どういうことになるかしら
だからあなたに言います。」
「お花は赤いのよ、坊や 葉っぱは緑。
他の色に見えても意味がないわ。
だから、どうしてほかの色にしてしまうの。」
それでも坊やは言いました。
「でもね先生、こんなにたくさんの色の花があるんだよ。
こんなにたくさんの色の葉っぱも、ほらいっぱい。
あまりにもたくさんで名前がつけられないくらい
僕にはそれがみんな見えるのにな。」
でも先生は言いました。
「キミはあまのじゃくな子ね。
あたりは汚すし、オランダ語はひどい。
どっちも直していかなくては
私が言うのを繰り返しなさい。
お花は赤よ、葉っぱは緑。
ほかの色に見えても何の意味もないの。
だからどうしてほかの事を考えたりするの?」
それでも坊やは言いました。
「でもね先生、こんなにたくさんの色の花、
こんなにたくさんの色の葉っぱ
こんなにたくさんの色があたりにいっぱい
とても名前がいえないくらい
みんな僕には見えるんだ。」
でも先生は言いました。
「もう待ちきれないわ、
どうしなくてはならないかよおく見ておきなさい。」
そうして先生は坊やを廊下に出して
「あなたのためなのよ」と何とか言いました。
坊やはしばらくして怖くなって
こっそりドアをたたいていいました。
「先生 ごめんなさい」
そうして坊やがこういうと
色クレヨンをもらいました。
「お花は赤で 葉っぱは緑。
他の色にする意味はまるでありません。
どうして他のことをする意味があるというのでしょう。」
でもつまらなくてつまらなくて仕方がなかった。
そうして2年生になりました。
すると先生は前と変わりました。
彼女は新しくていい先生。
そうして彼女は優しく言いました。
「あなたの好きに絵を描きなさい
紙もクレヨンもいくらでも使って
好きなだけお絵描きしなさい。」と
でも坊やは花を描いて
緑と赤で、、、一列に並べて
そして先生が「どうして」と尋ねると
坊やはまたクレヨンを取ってこういいました。
「お花は赤で葉っぱは緑。
他の色にする意味はまるでありません。
どうして他のことをする意味があるというのでしょう、、、」

2012年2月13日

引換証が届きました

もうしばらく「くにびきマラソン」の余韻を楽しんでいようと思っていたら、
次に走る京都マラソンのナンバーカード引換証が届いていました。
一気に気持ちが引き締まります。



















この京都マラソン、とても楽しみにしているのですが、
不安なこともあるんですよね。
前半の20kmはかなり坂道がきついらしいとか、
そもそも30kmまでしか走ったことがないとか、
それ以外にも不安なことは山ほどあります。

でも、そんな不安なことばかり考えていても仕方ありません。
所詮は初心者ランナーです。
たいした走りができるわけでもありません。
だったら当日までに気持ちも身体も整えて、
京都の42.195kmの風景を楽しむことに専念した方がいいに決まってます。

スタートまで、あと26日!!

2012年2月11日

くにびきマラソン完走!

くにびきマラソンに出場してきました。
天気を心配していたのですが、見事に晴れてくれました。





















初の大会ということもあって、
出発前はバタバタしていて大会の雰囲気を楽しむ余裕はありませんでしたが、
スタートしてしてからは700人位の参加者と一緒に走る楽しさを満喫できました。



















カニも走ってました…。
このカニ、かなり速かったんです。



















折り返し地点、ゴール地点、
それぞれに職場から応援に来てくれていました。
あれはほんとにうれしかったです。
ありがとうございました。

で、結果は

園長:1時間45分40秒
B保育士:1時間51分30秒
M保育士:2時間26分54秒

みんな無事に走りきりました。
いやー、楽しかったです。

さて次は3月11日の京都マラソン。
こちらは今日の倍の距離です。
どうなるのか全くわかりませんが、
今日のしんどさ以上であることは間違いないですが、
それでも楽しめるような気がしています。
何も根拠はありませんが。

2012年2月10日

No.231 成長展のはなし

3月3日(土)に第2回の成長展が行われます。昨年度の成長展を見ていただいた方はどのような内容かわかっておられると思いますが、初めての方もおられますので改めて説明をさせてもらいます。

この成長展という行事は、1年間に子どもがどれだけ成長してきたかを親子で楽しみながら見ていただくものです。当日は園舎全体に子どもたちの作品を展示してあり、その作品の中から自分のお子さんのものはどれかを当ててもらうというクイズをたくさん用意しています。作品というと、何か見栄えがいいように作り上げたものを想像されるかもしれませんが、そうではなく、『1年間で成長した子どもの姿』が作品となります。具体的にいうと、例えば、1年間でどのくらい身長や体重に変化があったか、どの時期にどんな絵を描いているのか、保育所の食事の中で何が好きか、どんな遊びが好きか、といったことを様々な形で作品として展示します。そして、クイズと言っても当てることが一番の目的なのではなく、1年間のお子さんの成長を様々な形で実感していただくのが大きな目的です。

『1年間でどのように成長したか』は“子ども自身”が全てを表しているわけですが、そうは言っても毎日向き合っていると以外とわかりにくいものだったりします。だからあえて「健康面」「子ども同士の関わり」「周囲の環境への興味」「経験したことを言葉で表現する力」「感じたことや考えたことを表現する力」の5つの分野で切り取って、その分野ごとのそれぞれの変化から少しでもリアルに成長を感じてもらえるように、試行錯誤を繰り返しながら準備を進めているところです。

これは当たり前のことですが、ここで切り取った5つの分野を1つにまとめると、それがイコール“子どもの成長”の全てということにはなりません。当然そこでは表現し尽くせないものはたくさんあります。その点は、当日保育者からの説明を聞いてもらいながら、「ああ、こんな風に成長してきたんだなぁ」と一緒に思い描いてもらえたらうれしいです。「当日はたくさんの笑顔が見られるといいなあ」とありきたりの言葉しか出てきませんが、とにかくこの日は楽しんでもらいたいと思っています。成長を喜ぶみなさんの笑顔が、子どもたちの次の成長の原動力になるはずですから。

2012年2月7日

本をいただきました

本をいただきました。
送ってくださったのは、F&H研究所の幕内秀夫さん。
私たちの園の食事の指導をしてくださっている方です。

この方のすごいところは発言が全くぶれないこと。
そして、できることだけを提案する。
決して無理な提案はされません。
その内容については著書を読んでもらうのが一番ですが、
とにかくその幕内さんから本をいただきました。

1月に発売されたばかりの
『乳がん患者の8割は朝、パンを食べている』という本。

なかなか衝撃的なタイトルです。


2012年2月5日

ポストカード

あるポストカードを探しています。
ドイツで販売されていたもので、
現地の人にもお願いして調べてもらったけど
「お店の人も調べてくれたけどわからなかった」とのこと。
ひとまずあきらめるとして、
でもいつか手に入れたいと思っています。
なぜそのポストカードを手に入れたいのか?
そこに写っている子どもの表情、書かれている言葉が
とても魅力的なんですよね。

たとえば













Spielen im Schmutz ist Bodybuilding für die Abwehrkräft.
訳:泥んこ遊びをすることは抵抗力をつけるためのボディービルディング(たくましい体づくり)である。
(Hans-Jurgen Tietz-Mikrobiologie ベルリンの医者で微生物専門医)















Kinder haben ein Recht auf Beulen und Schrammen.
訳:子どもにはこぶをつくったり、ひっかき傷や擦り傷をする権利がある。
(Hans-Joahim Leawen 教育学者とくに幼児教育研究者)
















Vergleiche nie ein Kind mit einem anderen, sondern nur mit sich selbst.
訳:一人の子供を他の子供と比較するのではなく、その子供そのものを見るのです。
(Johannes Heinlich Pestalozzi 教育の祖と言われているスイス人)



多くのドイツの幼稚園や保育園はこれらの言葉を使って
保育や幼児教育に関する目標や方針を定めているようです。

「明るく元気な子」とか「心の豊かな子にする」とか
どうとでも捉えることのできる目標とは違って非常に具体的です。

人格形成についても情緒的に心の問題としてではなく
算数の力で捉えたりするのがドイツらしいところです。

日本でも参考にすべきところはたくさんありそうです。

2012年2月4日

No.230 子どもにとっての学びとは

以前からお伝えしているように、移行が始まっています。大きな変化としては、ぱんだ組の部屋がぞう組の部屋となってぞう組単独の活動が増えたこと、ぱんだ組さんがきりん・くま組さん(ぞう組さんも含む)との生活に移ったことがあります。生活場所は変わりましたが、移行はこれで終了ではなく、新しい場での生活に無理なく慣れていけるよう、一人ひとりの様子を見ながら対応していくことは当分の間続きます。その間の様子についてはお便り等でもお知らせがあると思いますが、今まで見られなかった子ども同士の関わりなども見られるようになり、個々が確実に成長してきていることを感じています。

先日の午後のことですが、ぞう組さんが「そろそろ勉強の時間だから部屋に戻ろう!」と声を掛け合っている姿を見かけました。勉強といっても先でしっかりと文字を書くことにつながっていく「線つなぎ」や「迷路」などのことなのですが、子どもたちは4月以降の小学校のことを既に意識しているんでしょうね。小学校へ行くことやそこで学ぶことに対して感じている楽しみな気持ちを、今後も大事にしてあげたいですね。

さて、子どもたちが発言した「勉強」ということについて少し触れてみたいのですが、今の時期の子どもたちにとっての「勉強」とか「学び」って、いったい何なのでしょうか?よくあるイメージとしては「遊んでばかりいないで少しは勉強しなさい!」というように、勉強や学びは遊びの対極にあるもの、といったところかもしれません。でも私たちは、今の時期の子どもたちにとっては「遊び」こそ学びであると捉えています。子どもたちは自ら育つ力を持っています。そんな子どもたちが友だちなどを含む周りの環境に積極的に関わりながらしている経験は、間違いなく自分の成長のために必要なことです。その経験を通して満足感を得て、また次の課題に向けて挑戦していきます。その活動がまさに子どもたちにとっての「遊び」です。学びが単に知識を覚えることではなく、生きる知恵をつかんでいくことと考えると「遊び」=「学び」であることは当然のことと言えると思います。

ややこしい説明を並べて結局何が言いたいかというと、とにかく子どもたちの「遊び」を大事にしていきたいということです。子どもたちが必要としている遊びや生活の環境を整えること、必要としていることに確実に応えてあげこと。私たち保育者はそんな存在でなければいけないと思っています。子どもの遊びについて、今後も大事に丁寧に考えていきます。