2012年10月11日

2005年8月のこと

2005年8月、
島根県保育協議会の研修会が出雲で開かれました。
研修委員として活動していた私は参加料等の確認作業を終え、
会場に入って既に中盤に差し掛かっていた講師の話を聞きました。

実際に聞いたのは10分くらいのことだったと思います。
今考えてもなぜそんな風になったのかはわかりませんが、
その10分くらいの話の内容に衝撃を受けて興奮してしまい
そのまま冷静に話を聞き続けることができず
会場を飛び出してしまいました。

保育に対して漠然とした疑問を感じていて、
でもその疑問をどのように考えればいいのかが全く分からず
ずーっと悩んでいたときだったというのが
一番の理由だったと思います。
とにかくその時からその講師のことを調べ、
その方の書かれた本を見つけては急いで取り寄せ
何度も読んで内容を理解しようとしたことを
今でも覚えています。

その方は単に保育の方法を語っておられるだけではなく
生き方を語っておられるんだと私は理解しました。
「よし、どれだけ時間がかかってもいいから
この方から保育を学ばせてもらおう。
そしてあさり保育園の保育をもっといいものにしていこう」
そう決心してあれこれと動きだし、
そして今のあさり保育園の形に至る、というわけです。

今日は出雲で研修会に参加してきました。
2005年8月の研修会と同じ会場、そして講師も一緒です。
その時のことを鮮明に思い出したので
せっかくだからと当時と同じ場所に座って
講演を聞かせてもらいました。

出会いってほんとに不思議です。
2005年8月の出会いから
私の興味関心も活動もガラッと変わりました。
変化の大きい小さいはあるでしょうが、
いろんな人との出会いから確実に影響を受けてるんでしょうね。
これからもいろんな出会いがあると思います。
その一つ一つを丁寧に受け入れていくことができればいいなあ。


2 件のコメント:

  1. 出会いも含めて、様々な事がつながって思いが固まったり変化したり...するんですね!直接でなくとも勉強になります。N265のロゴの話・新年度という文字を読んで思ったのですが、時間は確実に進んでいるんだなー・・・と感じました。あさり保育園の活動・思い・意味を読むことができて嬉しいです。

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    1. yukikoさん、時間は確実に進んでいるしいろんなことが変化しています。それらを前向きに受け止めながら進んでいけるといいですね。

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