2013年4月14日

何かが欠けたままでも

例えばマラソン大会の当日に向けて
自分なりにではあるけどあれこれ考えて調整をするんですが、
いざ走り出しだしたら「あれ?なんか脚の調子がおかしいかも…」とか
「お腹の具合があんまりよくない…」なんてことばかりです。
でも、だからといってそこで走るのを止めて棄権したりなんかしません。
その「万全ではない」状態となんとか折り合いをつけながら
その時の最善策を探りながら走り続けるしかないと思っています。

これって何にでも当てはまることだと思います。
「全ての条件が整ってからスタートさせたい。」
その気持ちが自分にもないわけではありません。
でも、そんなに整った状態でのスタートなんて滅多にありません。
いやいや、全くない、が正しいんでしょうね。

何かが欠けたまま、何かが不十分なまま、とにかく進んでいき、
走りながら欠けた部分を埋めていったり、ほころびを繕ったり、
そうやって突っ走ることが何よりも大事なのかもしれません。
だから苦手ではあるけれど、「見る前にとぶ」なんてことも
場合によっては十分に「あり」な選択と言えるんでしょう。

「安定」からはずいぶんかけ離れているなあと思うけど、
でも「不安定」な状態があるから「安定」を感じられるわけなので、
独りよがりにならないように、周りに迷惑をかけていることを感じながら、
これからもこんな感じで突っ走っていくことになるんでしょうね。

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