2013年4月22日

石巻へ行ってきました

ちょっと強行軍ではありましたが、石巻へ行ってきました。
今回の一番の目的はプロジェクト結という団体がやっている
「結のいえ」という保育施設の保育士さんとお話しすること。
あさり保育園の保育のことや環境のこと、
取り組みなんかをいっぱいお話してきました。







「結のいえ」とあさり保育園とでは置かれている状況がずいぶん違うので
その辺をどう受け止められたかはわかりませんが、
少しでも考えるきっかけになればという思いを話してきたつもりです。
今後の「結のいえ」がどう展開されていくのか、新たな楽しみができました。

そして今回のもう1つの目的は、ずいぶん時間は経ちましたが、
今回の震災を肌で感じること。
プロジェクト結の方に車で案内をしてもらいながら説明を受けました。

やはり実際に見ることは大事ですね。
かなりきれいになってはいるらしいのですが、
それでも言葉が出ない風景はいくつも見られました。
うまく整理のつかない感情が次々と沸いてきます。

そこである程度見せてもらい説明も受けたのですが、
今回の私の目的は「肌で感じること」です。
「結のいえ」でのお話が終わった後に少し時間があったので
車でまわったルートをランニングをしながらもう一度見させてもらうことにしました。

やはり自分の足で見てまわるのは、車で見せてもらうのとは違います。
地面の至る所がゴツゴツしていることが足の裏から伝わってきます。
まだまだ整備が進んでいないことは実感できました。
家がたくさんあったはずの場所になんにもありません。
車もびっくりするくらいの台数が積み上げられています。
とにかくいろんなものを見ながら、感じながら、走ってきました。






















そして今回行ってよかったと特に思ったのが
プロジェクト結のメンバーに会えたこと。
この方たちはそれぞれに自分の生活をしながら
定期的に夜行バス等を使って石巻へ来て復興のための活動をされています。
そのメンバーが石巻の拠点にされている石巻事務所で
一緒に泊まらせてもらうことができたので
いつもの生活のほんの一部ではありますが、それも肌で感じることができました。
大変なことだろうけど、でもすごくみんなが明るく楽しそうにされていて、
で、決して無理をしている感じもなく…。
実際にはそんな簡単なもんじゃないんでしょうが、そんな風に感じました。



一緒に食事をし、みんなでゲームをして盛り上がりました。
その時にメンバーの会話を聞いたりしながら、
それぞれの特徴をうまく生かしたチームだなあと
変なところでこっそり感心したりしていました。
ゲームをしている写真はこっそり撮られていたものを
こちらもこっそり使わせてもらっています。


私は石巻のほんの一部しか知りませんが、
おそらく他の被災地にも同じように活動されている方がいるんでしょう。
そうした人たちがもっと注目されるといいなあと思います。
もっともっと活動がしやすくなるようになればいいなあと思います。

2 件のコメント:

  1. 校舎の写真見て、ああ、あの学校なのか、と思ったけど別の学校のようでした。(あの学校⇒ http://manabiai.g.hatena.ne.jp/motoryou/20110416)

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    1. はっとりさん、写真の学校は門脇小学校です。この地域しか訪れていないので、他の地域がどうなっているかはわかりません。でも素敵な出会いがたくさんありました。また訪れたい食堂もあったし。行ってよかったと思っています。

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