例えば先日は世界各国のパトカーを子どもたちに紹介する場面がありました。写真をたくさん貼りだして、「日本のパトカーはこんな車だけど、○○ではこんなパトカーなんだよ」と、たくさんの世界のパトカーを見てもらいました。昨年はここで終わっていたのですが、今年度はこの後に空き箱とかで作ったパトカーが登場し、それを見て興味を持った子には製作も楽しんでもらおうというのがねらいです。知るだけでなく、そこから実際に手を使った体験に結びつけていこうというわけです。
また、もう少ししたら配布される5月の献立表には「ヴィシソワーズ」というメニューが入っています。アメリカの料理で、冷たいポロネギ風味のジャガイモのポタージュだそうです。あさり保育園の食事はごはんと味噌汁、そしておかずというのが基本です。これについては今回は省略しますが、その基本は崩さずに月に一度は外国の料理が何かの形で登場する予定です。昨年度もピザやピニヤハン・バボイなどが登場していましたが、昼食としてというより少量だけ味わうといった感じでした。それを今年度は昼食にしっかり組み込むことにしました。しっかりと世界を味わってもらう1年にしていきます。

このように「世界を体験する」をテーマに1年間活動していくわけですが、やはり大事なのは私たちの足もとである日本、そしてこの地域だということに変わりはありません。世界という切り口ではありますが、そこから自分たちの足もとにより関心を持ってもらえるようにという思いは大事にしていきます。そして、私たちの周りの世界は多様であることを十分に体験してもらいたいと思っています。夏祭りなどもこのテーマのもとで新たな内容に発展していくかもしれません。「世界を体験する」に注目していてくださいね。
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