二十四節気
小満…陽気盛んにして万物ようやく長じて満つ。
小満(しょうまん)とは、あらゆる生命が満ち満ちていく時期のこと。太陽の光を浴び、万物がすくすく成長していく季節です。
七十二候
2015/05/21
初候 蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)
蚕が、桑の葉をたくさん食べて成長する頃。人々の暮らしを支えていたため、「おかいこさま」と敬称をつけて呼ぶ地方もありました。
2015/05/26
次候 紅花栄(べにはなさく)
あたり一面に紅花が咲く頃。紅花は古代エジプト時代から染料として利用されていました。花びらの水に溶ける黄色の色素と、水に溶けない赤の色素から、紅色がつくられます。
2015/06/01
末候 麦秋至(むぎのときいたる)
麦が熟し、たっぷりと金色の穂をつける頃。百穀が成熟する、麦にとっての「秋」です。この時期に穂を揺らしながら吹き渡る風を麦嵐、また降る雨を麦雨と呼びます。
「暦生活」より
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