2015年5月29日

No.397 おやじ保育のこと

先週の土曜日に、以前から計画していた『おやじ保育』を実施することができました。名前の通り、お父さん方の協力がなければ成り立たない活動です。当日参加してくださった5名のお父さん、ありがとうございました。「男性ならではの発想や豊富な好奇心を保育の中に取り入れてもらう」「おやじ1人ひとりの得意技を存分に発揮してもらう」といったことを大きな目的としている活動ですが、この点に関してはまだ形にするところまでは至っていません。こちらの計画が十分でなかったことが主な原因なのですが、「今後継続して取り組んでいく中で形を作っていこう」と最後の反省会の中でみなさんが言ってくれました。このように積極的に『おやじ保育』のことを考えてもらえていることをうれしく思います。



積極的といえば、もう1つうれしいことが。当日参加してくれた保護者の1人が、「今後のおやじ保育への参加者が増えていくように」と当日の様子をまとめたものを作ってきてくれました。おやじ保育を楽しんでもらえたこと、そしてもっと多くの方に参加してもらいたいという思いがしっかりと伝わってきました。おやじ保育は、お父さん達の思いやアイデアを実現してもらう場です。みなさんで考えたことをドンドン提案してもらい、それを形にしていってもらうことで充実してくる取り組みです。子どもたちが自発的に活動することを大事にしているあさり保育園において、保護者のみなさんがこうして積極的に活動してもらえることは子どもの活動にいい影響を与えることになるはずです。0,1歳児との関わりは戸惑うことが多いかもしれません。2歳児、3,4,5歳児との関わりでは、子どもたちの興味・関心の違う、また発達段階も違う子どもたちと活動を共にすることに難しさを感じるかもしれません。でも、その戸惑いや難しさの中にこそ“おもしろさ”があるのが保育です。少しでも多くのおやじのみなさんに関わっていただきたいと思っています。

さて、29日(金)、30日(土)はぞう組さんのお泊まり保育です。さくら保育園の年長児と一緒に、さくら保育園で過ごします。さくら保育園の友だちとも関わるため、例えば夕食のクッキングなんかもいつもとは違う体験をすることになると思います。そしてよく知っているぞう組同士でも、夜の時間を共に過ごすことで新たな関係が生まれるかもしれません。友だちのことを強く意識し、相手の気持ちに共感したり援助したり、また反対にしてもらったりと、豊かな体験の場になるはずです。楽しみですね。

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