二十四節気
寒露…露は結び始めの頃。
寒露(かんろ)とは、夜が長くなり、露がつめたく感じられる頃。朝晩の冷え込みはきつくなりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。夜空を見上げると、より美しくきれいに輝く月が見られます。
七十二候
2015/10/08
初候 鴻雁来(こうがんきたる)
ツバメと入れ違いに雁が北から渡ってくる頃。雁は日本で冬を過ごし、暖かい春になるとシベリアの方へ帰っていきます。毎年、初めに訪れる雁を「初雁(はつかり)」と呼びます。
2015/10/14
次候 菊花開(きくのはなひらく)
菊の花がさく頃。各地で、菊の展示や菊まつり、品評会が行われます。菊には不老長寿の薬効があるとされ、旧暦9月9日の重陽の節句には、菊の花を酒に浮かべた菊花酒を飲む風習がありました。
2015/10/19
末候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)
蟋蟀が戸口でなく頃。この候の蟋蟀は、夏から冬にかけて見られ、鈴のような音色を響かせるツヅレサセコウロギだと言われています。ギーッチョンと機織りのように鳴く蟋蟀ではありません。
「暦生活」より
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