先日、ぞう組ときりん組が地域の農家の方に農業の話を聞かせてもらったり、そこでトウモロコシの収穫をさせてもらったりと、貴重な経験をさせてもらいました。
この活動を企画してくれたのは保護者のYさん。Yさんが農家の方と話をしているとき、「そういえばあさりこども園の今年のテーマは『地域』だから、園の近くで農業をされている方の話を聞かせてもらったりするのはテーマにもつながるし、自分たちが食べている食材について考えるきっかけにもなるんじゃないか」と考えてくれたようで、その場でこの企画について農家の方に相談をしてくださり、承諾までもらってくれ、実現に至ったわけです。 園としては当然テーマである『地域』を子どもたちにどう伝えていけばいいか、そのことを考えながら取り組みを計画しているのですが、保護者も同じように考えてくれ、しかも今回のように企画から提案までしてくれるのはすごいことだと思っています。
保護者と園が一緒になって子どもたちの体験を豊かにしようと考えてくれると、当然出てくるアイデアの幅は広がりますし、体験はより豊かなものになります。そして、その大人の姿勢はしっかりと子どもたちに伝わるわけで、子どもの育ちに与える影響がいかに大きいかは容易に想像できます。以前からもう少し小さな提案はありましたが、今回の提案には本当に驚かされ、改めてこうした保護者の思いをありがたく感じています。
先日の園庭整備作業では、保護者の協力のおかげでより遊びが展開しやすい状態にしていただきました。明日は夏祭りが行われますが、その際もたくさんの保護者に協力していただきます。役員さんを中心に、園庭改修の計画も動き出しています。保護者が率先して動いてくれていること、この流れを毎年次の保護者につないでくれていることは、当たり前のことではありません。ここまで動いてもらえているのはすごいことです。今の保護者にはもちろん、この流れを作ってくれたこれまでの保護者にも感謝です。
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