2017年9月15日

No.510 運動会編

先日6月末で「園長のひとりごと」の配布を終了したわけですが、運動会等の行事については園と保護者のみなさんと共有しておきたい思い、私の言葉としても共有しておきたい思いがあり、久しぶりに配布することにしました。「これは言葉にしておきたい」と思うことがあれば、今後もこうして配布することがあるかもしれません。ちなみにブログではこうして7月以降も「ひとりごと」を継続しています。A4用紙1枚に収める必要がないためダラダラと書いているだけですが、時間があるときにでも覗いてみてください。

さて23日(土)に行われるあさりこども園の運動会ですが、まず全員の「走る」動きの発達を見てもらいます。運動会の大きな目的は「子どもの運動面の発達を保護者に伝える」ことで、様々ある運動面の発達の中の「走る」を取り上げたものです。内容は全員の「走る」を見てもらうのではなく、「走る」ことに関係する発達を順に見てもらうものになっています。

子どもの発達は連続しています。赤ちゃんがある日突然走り始めるのではなく、寝返り→お座り→はいはい→つかまり立ち→伝い歩き→歩くといった流れで「走る」につながっていきます。それぞれの体験を十分と行うことが後の「走る」の大事な土台となっていくため、どの段階もとても大切です。その発達の様子を見てもらえるよう、りす組からスタートし、ぞう組へとつないでいきます。「走る」ができるようになってからは、「友だちと一緒に」とか「競い合って」といった姿を見てもらうわけですが、「こうやって走れるようになっていくんだなあ」と先のことを想像したり、「あんな頃もあったなあ」と小さい頃を思いだしたりと、子どもの発達の道筋を楽しみながら見てください。

そして個人競技では、跳ぶ・越える・渡る・運ぶ・登る・バランスをとるなどの発達も見てもらいます。あさりこども園の園庭は平らなところが少なく、ぐるっと1周するだけでも様々な動きを必要とする作りになっています。日々の遊びの中で様々な動きを体験し、力をつけ、そのことによって更に遊びが楽しくなる、そんな園庭作りを保護者のみなさんの力を借りながら行っています。その園庭での遊びや生活の中でつけた力を見てもらうので、その様子を想像しながら見てもらいたいです。そして周りの子と影響し合っているところにもぜひ注目してみてください。友達と「共に」があることで、活動の楽しさが増したり、刺激を受けてより意欲的になったり、相互に作用しながら力をつけていくのが子どもたちです。直接的であったり間接的であったりと様々ですが、1人に注目したり、全体を眺めてみたりといった見方もおすすめします。

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