11月に入ってから、保護者用の本のコーナー(小さいです)を子育て支援室に作り始めています。既に子育て支援センターに来られる方には利用してもらっていますが、皆さんにも利用してもらえるようにします。貸し出し期間は1週間です。たくさん本を揃えることはできないかもしれませんが、子どもや子育てに関係のある本を少しずつ増やしていこうと考えています。
今用意しているのは、まず食事の本。子どもは大切な成長期です。一生の土台を作る、もっとも大切な時期です。そんな時期だからこそ、食生活が大きく変わってきている今だからこそ、食事のことを皆さんと一緒に考えたいと思っています。大げさに書きましたが、難しい本を置くつもりはありません。今置いているのは、春・夏・秋・冬の旬のレシピ集などです。
子育てに関する本は、まだ数が少ないです。数名の保護者から要望ももらっていますし、今から増やしていこうと思っています。
そして、これからじっくり考えていきたいと思っているのが「環境」についてです。「環境」についての本も用意します。アメリカインディアンの言葉に「7世代先の子孫のことを考えて行動しよう」という言い伝えがあるようです。たとえば何百年もたっている古い大きな木を切るときや広い土地を売ったり買ったりするときは、この言葉をもとに判断するということです。言葉としては簡単ですがスケールの大きさを感じます。こうしたスケールの大きさや視野の広い発想が、これからは特に求められているようになるでしょう。
子どもたちの豊かな成長を願うことと、子どもたちにいい自然環境を残そうと考えることは、同義だと思っています。自然に直接触れることを通して自然環境との良い関係を築いていくことは、子どもの成長にとって大切なことです。そんな大切な自然環境のことを少しでも意識するきっかけになるような本を探します。
本の貸し出しはゆっくり整えていきます。興味のある方は、ぜひ子育て支援室をのぞいてみてください。そして、こんな本があればといった要望などもお聞かせください。
2007年11月22日
2007年11月9日
No.19 意欲のはなし
全国学力調査とOECDのPISA(国際学力到達度調査)の結果に共通する日本の子ども達の問題として、考える力が落ちてきたことを先月このひとりごとで書きました。同時に、こども達が「主体的な活動」をしなくなり「学ぼうとする意欲」が低下してきているともいわれています。
なぜ日本の子ども達にこのような問題点があるのでしょうか。考えられるのは、物があふれてなんでも簡単に手に入るようになったことや、有難さを感じにくくなくなり、何とか手に入れたいと思う気持ちが薄れてきたこと。また、少子化で親がひとりの子どもにかけられる時間が増えたこと、それによって、子どもは待っていれば、または主張しなくても満足できる状態が得られるようになることなどがあるのではないでしょうか。
そういうことは保育所でもいえると思います。丁寧な保育は特に乳児期には必要ですが、過剰なかかわりや、大人が先回っていろいろと考えて欲しがるより先に与えてしまうことなどは、決して子どもの意欲を育てることにはなりません。また幼児期(3~6歳)では、大人が子ども達に一斉に何かをさせる、それで子ども達が何かが出来るようになることも確かにあります。しかし、子どもが受身になることによって、子どもの主体性や意欲が育ちにくいということも言えます。これらのことは、どの保育所でも見直しが必要になってきていると思います。子どもの「主体性」や「意欲」を育て伸ばすことこそ、今、保育所に求められている役割なのではないかと考えています。 フランスの保育園(0~2歳児のみ)の報告でこんな内容のものがありました。
「手を伸ばして何かを取ろうとして取れないときは、すっと近くに持っていってあげるということはするわけです。だけど、たぶんこの子は欲しいんだろうなと先回りして渡すことはしません。あくまでも、子どもが取ろうとする努力をしなければ手を出しません。してほしければ自分から言いなさい、主張しなさい、待っていても何もしてあげないわよっていうことを、結局は教えているわけです。」
0~2歳児だけでなく、全ての子どもに対しての大人の関わり方のヒントが詰まっていると思います。
なぜ日本の子ども達にこのような問題点があるのでしょうか。考えられるのは、物があふれてなんでも簡単に手に入るようになったことや、有難さを感じにくくなくなり、何とか手に入れたいと思う気持ちが薄れてきたこと。また、少子化で親がひとりの子どもにかけられる時間が増えたこと、それによって、子どもは待っていれば、または主張しなくても満足できる状態が得られるようになることなどがあるのではないでしょうか。
そういうことは保育所でもいえると思います。丁寧な保育は特に乳児期には必要ですが、過剰なかかわりや、大人が先回っていろいろと考えて欲しがるより先に与えてしまうことなどは、決して子どもの意欲を育てることにはなりません。また幼児期(3~6歳)では、大人が子ども達に一斉に何かをさせる、それで子ども達が何かが出来るようになることも確かにあります。しかし、子どもが受身になることによって、子どもの主体性や意欲が育ちにくいということも言えます。これらのことは、どの保育所でも見直しが必要になってきていると思います。子どもの「主体性」や「意欲」を育て伸ばすことこそ、今、保育所に求められている役割なのではないかと考えています。 フランスの保育園(0~2歳児のみ)の報告でこんな内容のものがありました。
「手を伸ばして何かを取ろうとして取れないときは、すっと近くに持っていってあげるということはするわけです。だけど、たぶんこの子は欲しいんだろうなと先回りして渡すことはしません。あくまでも、子どもが取ろうとする努力をしなければ手を出しません。してほしければ自分から言いなさい、主張しなさい、待っていても何もしてあげないわよっていうことを、結局は教えているわけです。」
0~2歳児だけでなく、全ての子どもに対しての大人の関わり方のヒントが詰まっていると思います。
2007年11月2日
No.18 布団敷きも大事な保育
以前からぞう・きりん・くま組のお昼寝の準備は、主にぞう組さんがおこなっています。ごはんを食べて着替えなどが終わると、自分たちで何分までに布団敷きを終わらせるか"宣言"した時間までに終わるように、協力して布団を敷いていきます。時間までに仕事が完了すると、楽しい遊びができる「特別な時間」が待っています。子どもによってごはんを食べるペースは様々なので、時間の設定もなかなか難しいと思うのですが、ぞう組さんたちはあれこれ考えながらやっています。
そんな布団敷きですが、昨日はこんなことがあったと報告を受けました。ぞう組さんはいつも通り時間を決めてやっていたのですが、時間内に終わらせることができなかったようです。しかも、中にはその時間ぎりぎりまで他のところでサボっていて、時間になる頃に布団敷きにやってくるという子がいたとのこと。そこに関わっていたM副所長はこのことを「いい機会」と捉え、時間までに終えることができなかったことを理由に、楽しい「特別な時間」をやめて「話し合いの時間」を設けたようです。
この話にはいろんな意味があると思います。サボっていたのは確かに良くないことではあるけど、この布団敷きのルールにはこのような"抜け道"が存在します。それを見つけて実行するには、時間を意識して行動することが必要です。そう考えると今回のサボりの実行は、ある意味では子どもの成長とも言えると思います。そして一番大きい意味は、自分が楽をしようとしたことで、より大きなみんなとの楽しみを得られなかったことを体験した点だと思っています。自分さえ良ければという考えの先に、集団の充実は待っていません。個が十分に発揮され、さらに個人個人が協力することで、より大きな楽しさにつながっていきます。このような体験の繰り返しによって、子どもたちは協力することの意味やルールの意味を学んでいくと思っています。
例えばこの件は叱責で収めることもできます。しかしそれでは見かけ上は収まっても、決して『育ち』には至らないと思っています。解決のために、子どもたち同士の話し合いに持ち込んだことは、まさに今私たちが取り組んでいる保育のエキスが詰まっていると考えます。
そんな布団敷きですが、昨日はこんなことがあったと報告を受けました。ぞう組さんはいつも通り時間を決めてやっていたのですが、時間内に終わらせることができなかったようです。しかも、中にはその時間ぎりぎりまで他のところでサボっていて、時間になる頃に布団敷きにやってくるという子がいたとのこと。そこに関わっていたM副所長はこのことを「いい機会」と捉え、時間までに終えることができなかったことを理由に、楽しい「特別な時間」をやめて「話し合いの時間」を設けたようです。
この話にはいろんな意味があると思います。サボっていたのは確かに良くないことではあるけど、この布団敷きのルールにはこのような"抜け道"が存在します。それを見つけて実行するには、時間を意識して行動することが必要です。そう考えると今回のサボりの実行は、ある意味では子どもの成長とも言えると思います。そして一番大きい意味は、自分が楽をしようとしたことで、より大きなみんなとの楽しみを得られなかったことを体験した点だと思っています。自分さえ良ければという考えの先に、集団の充実は待っていません。個が十分に発揮され、さらに個人個人が協力することで、より大きな楽しさにつながっていきます。このような体験の繰り返しによって、子どもたちは協力することの意味やルールの意味を学んでいくと思っています。
例えばこの件は叱責で収めることもできます。しかしそれでは見かけ上は収まっても、決して『育ち』には至らないと思っています。解決のために、子どもたち同士の話し合いに持ち込んだことは、まさに今私たちが取り組んでいる保育のエキスが詰まっていると考えます。
2007年10月26日
No.17 全国学力・学習状況調査の結果から考えること
以前から気になっていたことが新聞で取り上げられていたので、今回はその話題からです。昨日の新聞で全国の小学6年生と中学3年生を対象にした全国学力・学習状況調査の結果が公表されていました。この調査は43年ぶりに実施されたとのことですが、OECD(経済協力開発機構)という機関が15歳の子どもたちを対象に実施した2003年のPISA(国際学力到達度調査)の結果と同じような問題が表れているようです。それは、日本の子どもたちは、暗記中心の「基礎知識」の問題は得意だが、応用問題とか実生活に役立つ「活用」問題は苦手だということです。
OECD(経済協力開発機構)は、EU諸国や北米、日本など先進諸国が加盟し、国際経済に関することを協議する国際機関です。それがなぜ15歳の子どもたちの学力調査を行っているのかというと、これからの社会を担う子どもたちにどのような能力が求められ、そのための教育がどうあるべきかを研究しているからです。OECDでは、これからの社会をリードする人材は、単に知識が豊かだとか計算が速いことではなく、読解力(問題の本質を突き止める力)や応用力(知識・理論などを総合的に考え、実際の問題に当てはめていく力)などの問題解決力が重要だとしています。
日本では、PISAの順位が何位からいくつ下がったとかで騒いでいましたが、問題の本質は順位ではなく、教育システムそのものが問われていたと思っています。両調査でも明らかなように、学習時間を増やして教える量を増やしても、考える力や問題解決能力はつかないと思えるのですが、なぜか日本の教育政策はそこが遅れたままになっているように思います。
そしてこのことは、実は就学前(0~6歳)の問題でもあります。そのことについてはまた次の機会に書こうと思いますが、いずれにしても日本の教育は、このままでは先進諸国からずいぶんと後れを取るのではないかと心配になります。
OECD(経済協力開発機構)は、EU諸国や北米、日本など先進諸国が加盟し、国際経済に関することを協議する国際機関です。それがなぜ15歳の子どもたちの学力調査を行っているのかというと、これからの社会を担う子どもたちにどのような能力が求められ、そのための教育がどうあるべきかを研究しているからです。OECDでは、これからの社会をリードする人材は、単に知識が豊かだとか計算が速いことではなく、読解力(問題の本質を突き止める力)や応用力(知識・理論などを総合的に考え、実際の問題に当てはめていく力)などの問題解決力が重要だとしています。
日本では、PISAの順位が何位からいくつ下がったとかで騒いでいましたが、問題の本質は順位ではなく、教育システムそのものが問われていたと思っています。両調査でも明らかなように、学習時間を増やして教える量を増やしても、考える力や問題解決能力はつかないと思えるのですが、なぜか日本の教育政策はそこが遅れたままになっているように思います。
そしてこのことは、実は就学前(0~6歳)の問題でもあります。そのことについてはまた次の機会に書こうと思いますが、いずれにしても日本の教育は、このままでは先進諸国からずいぶんと後れを取るのではないかと心配になります。
2007年10月19日
No.16 中学生の職場体験
10月30日(火)、31日(水)の2日間、職場体験として江東中学校の生徒4名をあさり保育所で受け入れることになりました。その活動のねらいは次のようなことだと中学校より説明を受けています。
『労働の尊さを味わい、進路実現をめざす意欲と展望をもつ一機会とする』
『職業や自己の適正について理解すると共に、社会人としての心構えやマナーを身につける』
『地域の人々の仕事や生き方を知りそれに学ぶ』
とても大切なことだと思います。社会に対して視野を少しずつ広げ、社会の一員としての自覚が育っていく時期に、このようなねらいでの職場体験をすることは、意味のあるものだと思います。しかし、せっかく保育所に来てもらうので、もう1つのねらいをそこに加えたいと思います。
そのねらいとは、「自分の育ちを振り返る」ということです。0歳児から5歳児まで、全ての段階の子どもたちを見てもらおうと思います。最近家庭や地域で0歳児から5歳児までの子どもと一度に触れ合う機会は、かなり少なくなってきていると思います。自分の育ってきた歩みを実際に見て感じたり触れて感じたりすることは、今の自分を確認することにもつながりますし、「育てられた」自分から「育てる」自分になっていくという人間の根源的に重要な営みを学ぶためにも、非常に意味のあるものだと考えます。そのようなことをいつでも体験できる保育所には、小学生や中学生に対しても育ちの支援を行うことを、今後はますます求められてくるだろうと感じています。子どもの育ちを縦のつながりで考えたとき、小中学校などとの「縦の連携」は大切なことです。
当然中学生との触れ合いは、子どもたちにとっても貴重な体験となります。中学生のことを、いつも関わっている保育士より"近く"に感じる子どももいるかもしれませんし、逆に"遠く"感じる子どももいるかもしれません。中学生とどのように接し、どのようなことを感じるか。子どもたちの心の動きを見てみたいと思います。
『労働の尊さを味わい、進路実現をめざす意欲と展望をもつ一機会とする』
『職業や自己の適正について理解すると共に、社会人としての心構えやマナーを身につける』
『地域の人々の仕事や生き方を知りそれに学ぶ』
とても大切なことだと思います。社会に対して視野を少しずつ広げ、社会の一員としての自覚が育っていく時期に、このようなねらいでの職場体験をすることは、意味のあるものだと思います。しかし、せっかく保育所に来てもらうので、もう1つのねらいをそこに加えたいと思います。
そのねらいとは、「自分の育ちを振り返る」ということです。0歳児から5歳児まで、全ての段階の子どもたちを見てもらおうと思います。最近家庭や地域で0歳児から5歳児までの子どもと一度に触れ合う機会は、かなり少なくなってきていると思います。自分の育ってきた歩みを実際に見て感じたり触れて感じたりすることは、今の自分を確認することにもつながりますし、「育てられた」自分から「育てる」自分になっていくという人間の根源的に重要な営みを学ぶためにも、非常に意味のあるものだと考えます。そのようなことをいつでも体験できる保育所には、小学生や中学生に対しても育ちの支援を行うことを、今後はますます求められてくるだろうと感じています。子どもの育ちを縦のつながりで考えたとき、小中学校などとの「縦の連携」は大切なことです。
当然中学生との触れ合いは、子どもたちにとっても貴重な体験となります。中学生のことを、いつも関わっている保育士より"近く"に感じる子どももいるかもしれませんし、逆に"遠く"感じる子どももいるかもしれません。中学生とどのように接し、どのようなことを感じるか。子どもたちの心の動きを見てみたいと思います。
2007年10月12日
No.15 子は親の鏡
今回は「子どもが育つ魔法の言葉」(ドロシー・ロー・ノルト著)の中の言葉を紹介したいと思います。有名な育児についての本なのでご存知の方もいるとは思いますが、あえて紹介させてもらいます。子どもに対してどう接していいか分からないという悩みが非常に多くなり、それが大きな問題を起こして頻繁に報道されている現状を考えると、ここに書かれている言葉を今こそ大切にしなければいけないと思います。この本は保育所に1冊だけあります。貸し出しもしますので、興味をもたれた方は声をかけてください。
『子は親の鏡』
・けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる。
・とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる。
・不安な気持ちで育てると、子どもは不安になる。
・「かわいそうな子だ」といって育てると、子どもは惨めな気持ちになる。
・子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる。
・親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる。
・叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。
・励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる。
・広い心で接すれば、キレる子にならない。
・誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ。
・愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ。
・認めてあげれば、子どもは自分が好きになる。
・見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる。
・分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ。
・親が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを知る。
・子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ。
・やさしく思いやりを持って育てれば、子どもはやさしい子に育つ。
・守ってあげれば、子どもは強い子に育つ。
・和気あいあいとした家庭で育てば、子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになる。
『子は親の鏡』
・けなされて育つと、子どもは人をけなすようになる。
・とげとげした家庭で育つと、子どもは乱暴になる。
・不安な気持ちで育てると、子どもは不安になる。
・「かわいそうな子だ」といって育てると、子どもは惨めな気持ちになる。
・子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる。
・親が他人を羨んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる。
・叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう。
・励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる。
・広い心で接すれば、キレる子にならない。
・誉めてあげれば、子どもは明るい子に育つ。
・愛してあげれば、子どもは人を愛することを学ぶ。
・認めてあげれば、子どもは自分が好きになる。
・見つめてあげれば、子どもは頑張り屋になる。
・分かち合うことを教えれば、子どもは思いやりを学ぶ。
・親が正直であれば、子どもは正直であることの大切さを知る。
・子どもに公平であれば、子どもは正義感のある子に育つ。
・やさしく思いやりを持って育てれば、子どもはやさしい子に育つ。
・守ってあげれば、子どもは強い子に育つ。
・和気あいあいとした家庭で育てば、子どもはこの世の中はいいところだと思えるようになる。
2007年10月5日
No.14 りす組の食事
現在あさり保育所には0歳から6歳まで様々な年齢の子が全部で75名いて、様々な生活が繰り広げられています。その中の一番小さなりす組(0歳児)には今8名の子どもがいます。このりす組は年度途中での入所が多いクラスで、今年度のスタート時は3名でしたが、今月中には9名になる予定です。今回はこのりす組の食事の特徴(特にハイテーブルとハイチェアー)について少し触れてみようと思います。
あさり保育所では「楽しく食事をする」ことを基本としています。これはどの年齢でも変わりません。ですから、どのクラスもできる限り保育士も一緒に食事をするようにしています。そしてりす組では、子どもが自発的に食べ物を手にして口に運ぶことを促す食事の方法を大切にしているので、床には食べ物がこぼれ落ちてかなり汚れてしまいます。本当は低い椅子でしっかりと安定して座れる方がいいのですが、床に落ちた食べ物に触れながらよりも、落ちたものが気にならないようにハイテーブルとハイチェアーを使うことにしました。
さらに、自発的に食事をするためには、テーブルと口元の距離が適切かどうかということも大切です。そのため使っているハイチェアーは高さが自由に変えられるようになっています。また安定して座れるようにおしりの大きさに合わせたり、ひざからかかとまでの高さも調整できます。これらの距離を一人ひとりに合わせて様々に調整できます。椅子の宣伝みたいになりましたが、実際にこの机と椅子で子どもたちの食事もスムーズに進んでいるようです。
食事も次の段階では「1人で上手に食べること」「気持ちよく食べること」が課題になってきて、机とイスも低いものに変わります。当然まだたくさんの食べこぼしがありますが、それを「不快」と感じることで、気持ちよく食べようという意欲につながっていきます。次の段階の食事に対しての考え方でもあります。 全ての子にとって食事の時間の学びが多くなるためには、まだまだ見直す点はあります。りす組以外の食事についてもいつか触れたいと思います。りす組のハイテーブルとハイチェアーをまだ見ておられない方は、子どもたちの楽しい食事風景を想像しながら、ぜひ一度見ていただきたいと思います。
あさり保育所では「楽しく食事をする」ことを基本としています。これはどの年齢でも変わりません。ですから、どのクラスもできる限り保育士も一緒に食事をするようにしています。そしてりす組では、子どもが自発的に食べ物を手にして口に運ぶことを促す食事の方法を大切にしているので、床には食べ物がこぼれ落ちてかなり汚れてしまいます。本当は低い椅子でしっかりと安定して座れる方がいいのですが、床に落ちた食べ物に触れながらよりも、落ちたものが気にならないようにハイテーブルとハイチェアーを使うことにしました。
さらに、自発的に食事をするためには、テーブルと口元の距離が適切かどうかということも大切です。そのため使っているハイチェアーは高さが自由に変えられるようになっています。また安定して座れるようにおしりの大きさに合わせたり、ひざからかかとまでの高さも調整できます。これらの距離を一人ひとりに合わせて様々に調整できます。椅子の宣伝みたいになりましたが、実際にこの机と椅子で子どもたちの食事もスムーズに進んでいるようです。
食事も次の段階では「1人で上手に食べること」「気持ちよく食べること」が課題になってきて、机とイスも低いものに変わります。当然まだたくさんの食べこぼしがありますが、それを「不快」と感じることで、気持ちよく食べようという意欲につながっていきます。次の段階の食事に対しての考え方でもあります。 全ての子にとって食事の時間の学びが多くなるためには、まだまだ見直す点はあります。りす組以外の食事についてもいつか触れたいと思います。りす組のハイテーブルとハイチェアーをまだ見ておられない方は、子どもたちの楽しい食事風景を想像しながら、ぜひ一度見ていただきたいと思います。
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