以前、積み木についてこのひとりごとでも書きましたが、今でも積み木は子どもたちには人気のあるおもちゃです。いろんな部屋にいろんな種類の積み木が置いてあり、子どもたちはそれぞれがそれぞれに合った遊び方を楽しんでいます。ホームページでも、子どもたちが積み木で作った作品を紹介したりもしています。子どもたちが積み木で遊んでいるのを見るたびに、子どもの想像力や積み木の奥深さに感心させられます。
以前ある保護者から、子どもが同じ遊びしかしない場合、いつまでも同じおもちゃで遊んでいるような場合、「いろいろなことを経験させたいのだけど、今のままで大丈夫だろうか。たまには違う遊びもしてほしいのに。」という心配の声を聞いたことがあります。このことについては少し角度を変えて考えてみたいと思います。
子どもが遊びに飽きるときの大きな理由は、そのおもちゃで遊ぶときに、それが簡単すぎるときや難しすぎるときです。子どもはおもちゃで遊んでいると、次第に慣れてきて簡単になってきます。そうなるとそのおもちゃに飽きてしまいます。遊ぶ回数や時間ではありません。しかし、子どもが簡単にできるようになると、そのおもちゃがもっと難しいものも作れるようなものであれば、子どもは飽きません。つまり、子どもの習熟にあわせてそのおもちゃもそれに対応できるようであれば、長くそのおもちゃで遊ぶことができるというわけです。
その代表的な物が「積み木」だと思います。積み木は遊び方が決まっていませんし、簡単な物から、大人でもやっと作れる難しいものまで様々な物が作れます。1人の子の習熟に合わせるだけでなく、子どもの成長によっても対応できます。赤ちゃんは握ったりしゃぶったり、1歳近くになるとカチカチとぶつけて音が出るのを楽しんだり積んでは崩したり、さらに大きくなると想像を膨らませていろんなものを作ったり、人と関わって遊んだり。そうやって考えると、子どもが同じおもちゃで遊んでいるように見えても、その遊びに取り組む課題は常に変化しています。いろんなことを経験することが大切なように、1つの遊びにのめり込むことも大切にしたいと考えていますが、皆さんはどう思われるでしょうか。
2008年4月25日
2008年4月18日
No.41 絵を描いてから遊ぶか、遊んでから絵を描くか
先週の話ですが、ぞう・きりん・くま組である取り組みをしました。その内容は「今日はいろんな模様を絵の具で描きます。絵を描いてから外に遊びに行くか、それとも先に外で遊んで10時30分になったら絵を描くか。どちらかを選んでください。」(順序性の選択)というものです。子どもたちはそれぞれに考えどちらにするかを選び、12人が先に絵を描くということで活動がスタートしました。
先に絵を描くことを選んだ子は順調に絵を描きあげ、満足して外に遊びに行きました。担当保育士は「後で絵を描くことを選んだ25人は10時30分に集まってくれるだろうか」と不安もありましたが、辛抱強く待つことにしました。結果は、10時30分に10人は外での遊びを終えて絵を描き始め、その後もぽつぽつと子どもたちが絵を描きに集まってきました。
しかし、絵を描きに来ることなく片付けの時間を迎える子が8人いました。その8人の子どもたちからは絵を描きに来なかった理由を聞く時間を設けました。理由は様々ありましたが、多くは「忘れていた」というものでした。その子たちとは話し合いをした結果、後日その絵を描くということでまとまり、今週の月曜日に全ての子どもが絵を描きあげました。
この活動には、絵を描くことを一斉に強制するのではなく、先か後かを選んで自主的に取り組むということと、自分で決めたことに責任を持って取り組むという意味があります。自分で考え行動することは、それ自体がとても大きな意味のあることですが、同じくらい「忘れていてできなかった」という体験も意味があると思っています。「ああしとけばよかった」「こうしとけばうまくいった」と感じることから次の活動の工夫が生まれ、そして行動が変わっていく、できるようになっていく。このような落差というか凹(へこみ)というか、そういったものを感じる体験を重ねることは、将来困難なことがあったときに乗り越える力につながっていくはずです。子どもの成長は一直線に右肩上がりというものではありません。成長とか発達の過程で沈むところも必要なはずです。凹を次の成長の大切なステップにつなげていくことができるよう、フォローもしながら、こうした活動(形は変わっていきますが)を大切にしていきます。
先に絵を描くことを選んだ子は順調に絵を描きあげ、満足して外に遊びに行きました。担当保育士は「後で絵を描くことを選んだ25人は10時30分に集まってくれるだろうか」と不安もありましたが、辛抱強く待つことにしました。結果は、10時30分に10人は外での遊びを終えて絵を描き始め、その後もぽつぽつと子どもたちが絵を描きに集まってきました。
しかし、絵を描きに来ることなく片付けの時間を迎える子が8人いました。その8人の子どもたちからは絵を描きに来なかった理由を聞く時間を設けました。理由は様々ありましたが、多くは「忘れていた」というものでした。その子たちとは話し合いをした結果、後日その絵を描くということでまとまり、今週の月曜日に全ての子どもが絵を描きあげました。
この活動には、絵を描くことを一斉に強制するのではなく、先か後かを選んで自主的に取り組むということと、自分で決めたことに責任を持って取り組むという意味があります。自分で考え行動することは、それ自体がとても大きな意味のあることですが、同じくらい「忘れていてできなかった」という体験も意味があると思っています。「ああしとけばよかった」「こうしとけばうまくいった」と感じることから次の活動の工夫が生まれ、そして行動が変わっていく、できるようになっていく。このような落差というか凹(へこみ)というか、そういったものを感じる体験を重ねることは、将来困難なことがあったときに乗り越える力につながっていくはずです。子どもの成長は一直線に右肩上がりというものではありません。成長とか発達の過程で沈むところも必要なはずです。凹を次の成長の大切なステップにつなげていくことができるよう、フォローもしながら、こうした活動(形は変わっていきますが)を大切にしていきます。
2008年4月11日
No.40 私たちのスタンス
新年度がスタートして2週間がたちました。昨年度から新しい生活に向けて移行を進めていたことで、子どもたちにとって大きな変化やあわただしさは比較的少なくすんでいると思います。環境の変化は少ないですが、子どもたちの成長(変化)は、新しい生活のスタートとともに進んできています。「立って歩いたり」「おしゃべりしだしたり」といった成長だけでなく、子ども同士の関わり方の成長など、これからどんどん見られるようになると思います。この成長をいかに促すかということは、今年度も変わらず私たちの課題です。
そのために、1人ひとりの特性や1人ひとりの発達をよく見よう、子ども優先で集団を決めよう、子ども同士が自ら育とうという力を持っていることを信じよう、というのが私たちのスタンスです。そのために、子どもたちの発達を援助していくことが私たちのすべきことです。そう考えると、私たちは子どもの後ろ側にいて、後ろから見守っている(見て守っている)と言えるかもしれません。
「後ろから見ているだけ」とは違います。後ろから見ているだけで子どもは先に行ってどんどんいろんなことをして成長していくかと言えば、そうではありません。小さい子ほど先に歩くけど、定期的に後ろを振り向きます。大人はついてきていてくれるだろうか、私たちを見てくれているだろうかということを確かめます。そのときには必ず答えなければいけません。「大丈夫、見ているから」「ここにいるよ」「いつでも困ったらすぐに行ってあげるよ」というサインを送らないと、子どもは先に歩いていきません。
不安になるとしがみついてきて抱っこを求めることもありますが、抱っこをしてもらい見てくれていると確信ができたら、また自分で歩いていきます。このように子どもがサインを送ってきたときに、すかさずそのサインに答えてあげることが『後ろから見て守る(子どもをよく見て必要な援助をする)』姿勢だと思っています。子どものサインを的確に感じ取れているか。子どものサインに答える方法は適切か。今は手を出すべきか、そのままにしておくべきか。そうした検証の繰り返しはどこまでも続きます。
そのために、1人ひとりの特性や1人ひとりの発達をよく見よう、子ども優先で集団を決めよう、子ども同士が自ら育とうという力を持っていることを信じよう、というのが私たちのスタンスです。そのために、子どもたちの発達を援助していくことが私たちのすべきことです。そう考えると、私たちは子どもの後ろ側にいて、後ろから見守っている(見て守っている)と言えるかもしれません。
「後ろから見ているだけ」とは違います。後ろから見ているだけで子どもは先に行ってどんどんいろんなことをして成長していくかと言えば、そうではありません。小さい子ほど先に歩くけど、定期的に後ろを振り向きます。大人はついてきていてくれるだろうか、私たちを見てくれているだろうかということを確かめます。そのときには必ず答えなければいけません。「大丈夫、見ているから」「ここにいるよ」「いつでも困ったらすぐに行ってあげるよ」というサインを送らないと、子どもは先に歩いていきません。
不安になるとしがみついてきて抱っこを求めることもありますが、抱っこをしてもらい見てくれていると確信ができたら、また自分で歩いていきます。このように子どもがサインを送ってきたときに、すかさずそのサインに答えてあげることが『後ろから見て守る(子どもをよく見て必要な援助をする)』姿勢だと思っています。子どものサインを的確に感じ取れているか。子どものサインに答える方法は適切か。今は手を出すべきか、そのままにしておくべきか。そうした検証の繰り返しはどこまでも続きます。
2008年4月4日
No.39 新年度スタート
4月1日に新しく4名の園児を迎え、65名で新年度がスタートしました。5月以降には8名加わり、73名になる予定です。今年度も子どもたちは大きな集団の中で、有意義な体験を重ねていってくれると思います。
昨日保護者会の総会の後クラスごとに分かれてもらい、今年度の保育の説明をさせてもらいました。そのときに配布したプリントには、各クラスではどのような考えでどのような活動をしていくかを書かせてもらっています。その中で、うさぎ組・りす組のプリントにはこんなことを書いています。
『1歳児クラスの特徴として、だんだん自己主張が強くなってきますので、友だちと関わる場面のトラブルが増えていくということがあります。どういう自己表現なら認められるのかという適応行動をまだ身につけていませんから、生の欲求が阻止されるものなら、すぐさま、かみつき、ひっかきなどの即時的な行動になってしまいます。この行動に対して基本的には、欲求を把握し、それを満たしながら、「即時的な自己表現」を「認められる適応行動」に代替させていくプロセスを工夫していくしかありません。かみつき、ひっかきなどの行動は、友だちとの関係性のなかで育てるべき欲求コントロールの発達課題ですから、集団の機能をもっている保育所ならではの、また、保護者とともに「育ち」の課題を共有できる保育所の大切な役割だと思います。』
子どもが育っていく中で(発達の過程で)このようなことはたくさんあります。自分以外の人の気持ちを考えることが出来るようになってくると、今度は自分の思いと他人の思いが自分の中でひしめき合い、葛藤となり、友達とのトラブルにもなってしまうこともよくあることです。かみつきやひっかき、友だちとのトラブルなど、何とかしたいと職員全員がいつも考えています。だからこそ、「これも発達の過程で通り過ぎていくもの」ということを押さえつつ「子ども同士がもっと上手に関わるためにはどうすれば?」を、保護者の皆さんと共に考えながら、子どもたちと真剣に向き合っていきたいと思います。
昨日保護者会の総会の後クラスごとに分かれてもらい、今年度の保育の説明をさせてもらいました。そのときに配布したプリントには、各クラスではどのような考えでどのような活動をしていくかを書かせてもらっています。その中で、うさぎ組・りす組のプリントにはこんなことを書いています。
『1歳児クラスの特徴として、だんだん自己主張が強くなってきますので、友だちと関わる場面のトラブルが増えていくということがあります。どういう自己表現なら認められるのかという適応行動をまだ身につけていませんから、生の欲求が阻止されるものなら、すぐさま、かみつき、ひっかきなどの即時的な行動になってしまいます。この行動に対して基本的には、欲求を把握し、それを満たしながら、「即時的な自己表現」を「認められる適応行動」に代替させていくプロセスを工夫していくしかありません。かみつき、ひっかきなどの行動は、友だちとの関係性のなかで育てるべき欲求コントロールの発達課題ですから、集団の機能をもっている保育所ならではの、また、保護者とともに「育ち」の課題を共有できる保育所の大切な役割だと思います。』
子どもが育っていく中で(発達の過程で)このようなことはたくさんあります。自分以外の人の気持ちを考えることが出来るようになってくると、今度は自分の思いと他人の思いが自分の中でひしめき合い、葛藤となり、友達とのトラブルにもなってしまうこともよくあることです。かみつきやひっかき、友だちとのトラブルなど、何とかしたいと職員全員がいつも考えています。だからこそ、「これも発達の過程で通り過ぎていくもの」ということを押さえつつ「子ども同士がもっと上手に関わるためにはどうすれば?」を、保護者の皆さんと共に考えながら、子どもたちと真剣に向き合っていきたいと思います。
2008年3月28日
No.38 19年度の終わりに
あと数日で今年度が終わります。先週無事卒園式を終えたぞう組さんも、本当に"卒園"になります。卒園式後のぞう組さん(31日までは在籍しています)は、卒園式の意味を深めるためにも、次の日からは夢いっぱいの「ゆめ組さん」という新しいクラスとして生活してもらうのもいいかもしれない、などと考えたりしています。そして、もうすっかり「移行」になれた進級の子どもたちは、晴れて1つ上のクラスに属します。そんな変化も移行期保育のおかげで、子どもたちにとってワクワク感はあっても、穏やかな変化くらいにしか感じないかもしれません。4月1日からも、今までと変わらずしっかり遊びこんでほしいと思います。
今日配布したおたよりで、皆さんが楽しみに(緊張?)していた4月からの職員体制の発表をしています。重複してしまいますが、ここでも紹介します。
20年度はこの体制で、あさり保育所が「チームとしていかに資質をあげていくか」ということに挑みます。もうすでに、保育者1人ひとりの気質の中に、自分の担当の枠を越えて全体を見渡しながら、お互いアドバイスを受けたり与えたりする風土が醸成されていると実感しています。昨年までの保育の再点検をしながら、この課題に取り組んでいきます。
そして子どもたちに対しては、今までと変わらず一人ひとりの発達段階をしっかり捉え必要な援助をする「見て、守ること」を、丁寧に行っていきます。一人ひとりの個性を認め、一人ひとりの存在があるからこその協働のうれしさを感じられる、そんな保育所生活にしていきたいと思います。来年度もよろしくお願いします。
今日配布したおたよりで、皆さんが楽しみに(緊張?)していた4月からの職員体制の発表をしています。重複してしまいますが、ここでも紹介します。
20年度はこの体制で、あさり保育所が「チームとしていかに資質をあげていくか」ということに挑みます。もうすでに、保育者1人ひとりの気質の中に、自分の担当の枠を越えて全体を見渡しながら、お互いアドバイスを受けたり与えたりする風土が醸成されていると実感しています。昨年までの保育の再点検をしながら、この課題に取り組んでいきます。
そして子どもたちに対しては、今までと変わらず一人ひとりの発達段階をしっかり捉え必要な援助をする「見て、守ること」を、丁寧に行っていきます。一人ひとりの個性を認め、一人ひとりの存在があるからこその協働のうれしさを感じられる、そんな保育所生活にしていきたいと思います。来年度もよろしくお願いします。
2008年3月14日
No.36 自分の力でしっかりと歩いていけるように
先日ある方から子どもの成長に関する本を貸していただきました。そこに「子どもが育つということはこういうことだ」という、単純で当たり前だけど、とても大切なことが書かれているように感じたので、書いてみようと思います。
「人間は2足歩行の動物ですが、立って歩くようになるためには、その前にいろいろな準備が必要です。まず、首がしっかりすわらなければなりません。首がすわるということは、頭がぐらぐらゆれたりしないで、背骨の上にしっかりのることです。すると寝がえりができるようになり、おすわりができるようになります。お母さんにうつぶせにしてもらったり、自分の力で寝がえりをして、やがてはいはいをして、ほしいものを取りにいったりします。それからやっとささえてもらって立ったり、つかまり立ちをするようになります。」
「立って歩く」ということに向かって、子どもはこんなに多くの「準備」を積み重ねていきます。子どもが育つ、何かができるようになるのは、どこまでいっても「段階を踏んでひとつひとつ」です。全てのことが次に進むための「準備」であり、無意味なことは何ひとつありません。全ての瞬間が、子どもにとって大切な意味を持っています。
私たちは子どもたちの"今"に向き合いながら、同時に子どもたちが社会に出たときのことを考えます。子どもたちが社会に出たときに「自分の力で立ってしっかりと歩いていける」ように、ひとつひとつ確実に段階を踏んで育っていけるようにと常に考えています。今だけを見て無理をさせたりあれもこれも早期に成果を求めたりせず、将来の見通しをもって、発達に応じたふさわしいタイミングで、真剣に子どもたちと向き合っていきたいと思っています。
卒園式や修了式を控え、今年度を振り返ってみることが多くなりました。この1年、子どもたちの姿をどれだけまっすぐに見ることができたか、子どもたちの存在をどれだけ信じることができたか。このひとりごとを書きながら、そんなことばかり考えてしまいます。
「人間は2足歩行の動物ですが、立って歩くようになるためには、その前にいろいろな準備が必要です。まず、首がしっかりすわらなければなりません。首がすわるということは、頭がぐらぐらゆれたりしないで、背骨の上にしっかりのることです。すると寝がえりができるようになり、おすわりができるようになります。お母さんにうつぶせにしてもらったり、自分の力で寝がえりをして、やがてはいはいをして、ほしいものを取りにいったりします。それからやっとささえてもらって立ったり、つかまり立ちをするようになります。」
「立って歩く」ということに向かって、子どもはこんなに多くの「準備」を積み重ねていきます。子どもが育つ、何かができるようになるのは、どこまでいっても「段階を踏んでひとつひとつ」です。全てのことが次に進むための「準備」であり、無意味なことは何ひとつありません。全ての瞬間が、子どもにとって大切な意味を持っています。
私たちは子どもたちの"今"に向き合いながら、同時に子どもたちが社会に出たときのことを考えます。子どもたちが社会に出たときに「自分の力で立ってしっかりと歩いていける」ように、ひとつひとつ確実に段階を踏んで育っていけるようにと常に考えています。今だけを見て無理をさせたりあれもこれも早期に成果を求めたりせず、将来の見通しをもって、発達に応じたふさわしいタイミングで、真剣に子どもたちと向き合っていきたいと思っています。
卒園式や修了式を控え、今年度を振り返ってみることが多くなりました。この1年、子どもたちの姿をどれだけまっすぐに見ることができたか、子どもたちの存在をどれだけ信じることができたか。このひとりごとを書きながら、そんなことばかり考えてしまいます。
2008年3月7日
No.35 3月になりました
3月になりました。早いもので、もう年度末です。今年になってから始まった新しいクラスに向けた生活(本当にゆるやかな移行)も終盤に差しかかり、子どもたちもずいぶん今の生活に慣れてきたように感じます。職員も、試行錯誤の連続ではありますが、少しずつこの移行の保育の手順を進化させてきています。残り1ヶ月、検証を重ねながら丁寧に移行を進めていこうと思っています。
2月の終わりに園舎内の模様替えを行いました。子育て支援の部屋を遊戯室に移動し、空いた部屋を3,4,5歳児(今は2歳児も一緒に生活しています)の保育室に変えました。それに伴い「積み木コーナー」「不思議コーナー」「ゲームコーナー」を移動し、「製作コーナー」「絵本コーナー」を広げました。今までは年度が変わる3月末頃に一斉に模様替えを行っていましたが、今年度はその時期にはほとんど変えない予定でいます。新年度になって集団が変わり生活環境まで変わることは子どもの不安が大きくなると考えるからです。4月になって新しい集団での生活が落ち着いてきた頃、その集団の形が見えてきた頃から、子どもたちに合わせて変化を検討していこうと考えています。
また、0,1歳児の保育室も模様替えの計画が出来上がり、少しずつ部屋の様子が変わってきています。3,4,5歳児の保育室に比べるとそんなに大きな変化ではありませんが、子どもたちにとっては意味のある変化になっているという実感があります。変わることで落ち着きがなくなるのではなく、逆に遊びなどに集中できている姿を見ることができるからです。子どもたちの成長があるのはもちろんですが、ここにたどり着くまでの職員の丁寧な観察・検証はしっかりと生かされています。
家具類や生活環境だけでなく、遊び・食事・生活の中でのルール・子ども同士の関わり方・保育者と子どもの関わり方などについても、連日のように振り返りが行われ課題があがってきています。まだまだ課題が多いのが現状ですが、頭を悩ませながらも課題解決には前向きに、意欲的に取り組んでいこうと思います。
2月の終わりに園舎内の模様替えを行いました。子育て支援の部屋を遊戯室に移動し、空いた部屋を3,4,5歳児(今は2歳児も一緒に生活しています)の保育室に変えました。それに伴い「積み木コーナー」「不思議コーナー」「ゲームコーナー」を移動し、「製作コーナー」「絵本コーナー」を広げました。今までは年度が変わる3月末頃に一斉に模様替えを行っていましたが、今年度はその時期にはほとんど変えない予定でいます。新年度になって集団が変わり生活環境まで変わることは子どもの不安が大きくなると考えるからです。4月になって新しい集団での生活が落ち着いてきた頃、その集団の形が見えてきた頃から、子どもたちに合わせて変化を検討していこうと考えています。
また、0,1歳児の保育室も模様替えの計画が出来上がり、少しずつ部屋の様子が変わってきています。3,4,5歳児の保育室に比べるとそんなに大きな変化ではありませんが、子どもたちにとっては意味のある変化になっているという実感があります。変わることで落ち着きがなくなるのではなく、逆に遊びなどに集中できている姿を見ることができるからです。子どもたちの成長があるのはもちろんですが、ここにたどり着くまでの職員の丁寧な観察・検証はしっかりと生かされています。
家具類や生活環境だけでなく、遊び・食事・生活の中でのルール・子ども同士の関わり方・保育者と子どもの関わり方などについても、連日のように振り返りが行われ課題があがってきています。まだまだ課題が多いのが現状ですが、頭を悩ませながらも課題解決には前向きに、意欲的に取り組んでいこうと思います。
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