あさり保育所では食事についても様々なこだわりを持っています。まず、噛むことが自然と増え、油や砂糖の使用量を自然と減らすことのできる「ごはんと味噌汁」を中心としたメニューがそうです。また、子どもの小さな胃袋では成長や運動に見合うだけの食事を3回でとることができないため、「おやつは第4の食事」と考えて、おにぎりなどの穀類を主としています。食材についても、味噌・醤油・酢などはできるだけ添加物の入っていないものを使用していますし、お米は毎朝保育所で精米したものを使用しています。
それ以外にも、味付けなどの調理方法の改善などを試みて工夫することを目的とした「2週間サイクルメニュー」や、自分の食べる適量を理解することを目的とした「バイキング方式」などがあります。実際に食材を扱うことで食に対しての関心を深めることを目的とした、味噌汁クッキングやカレークッキングなどもあります。
細かく言えばまだまだあります。0,1歳児については、ある程度自分で食べられるようになると、もっと上手に食べることができる子の姿を見ながら真似することができるように、座る場所にも配慮しています。食器に関しても、スプーンで食べる段階ではすくいやすいように深い皿を、箸を使うようになると持ちやすい皿をといったように、段階に応じて変えています。これは全体にいえることですが、友達と楽しい雰囲気で食べることを大事にしたいので、雰囲気作りのためにテーブルクロスを敷いたり花を飾ったりもしています。
平成17年に食育基本法という法律が成立しました。行政からも「食育に取り組みなさい」といった話を頻繁に聞かされます。でも、人間にとってごくごく自然な行為である「食べること」を、法律や行政の指導のもとに動くというあり方はどうなんだろう?と、今でも思ってしまいます。睡眠基本法なんてなくても、睡眠の大切さについて考えるのが普通のあり方ですよね?
何か屁理屈みたいですが、私は子どもの食がどうあるべきかを、(食育という言葉抜きで)ごく当然のこととして深く考えていきたいという思いでいます。
で、何が言いたいかというと、このたび調理担当者による「食事ガイド」という冊子ができましたというお知らせがしたかったわけです。あさり保育所の食に対しての取り組みをまとめているので、またみなさんにお配りします。
2010年8月27日
2010年8月20日
No.156 今年のぞう組ときりん組のリレーは
夏祭りが終わり、プールの活動も終わり、今度は9月18日(土)に運動会があります。あさり保育所では運動会を「子どもの運動能力の発達を保護者に伝える」「親子のふれあいを提案する」「保育を厚くする」という3つの目的で行います。まず前半は「運動能力の発達」を伝える内容のもの、後半は「親子のふれあい」を楽しんでもらう内容のものを予定しています。
当然、今年のテーマ「自分たちの住んでいるところを知る」も、種目の様々な部分に取り入れていくことを計画しています。例えばぞう組ときりん組のリレーはこんな内容です。リレーのコースは1周が60m。ぞう組ときりん組は27名いるので、1回リレーをすると全員で60m×27=1620m走ることになります。リレーを10回行うと16.2kmとなり、だいたいあさり保育所からアクアスまで行ける距離になります。ということで、1回リレーをするたびに江津市内のどの辺りまで進んだかが分かる表を用意し、運動会当日にはアクアスに辿りつけるようにしよう!と楽しみながら取り組めるように計画されています。
実際は園庭内を走るだけなのですが、浅利→渡津→江津→嘉久志→和木→都野津→二宮→敬川→波子と市内の9号線を進んでいくイメージを持つことで、居ながらにして江津市内を散策している気分になる子もいるかもしれません。そうしたことで、リレーの取り組みに楽しさを感じてもらいたい、その楽しさによって自発的に体を動かすことに取り組んでもらいたいという願いを持っています。また、運動会という行事自体が十分に園での生活にメリハリを与えてくれますが、更にこうした取り組みを通じて生活にも子どもの気持ちにも変化が生まれます。このような工夫は「保育を厚くする」ことにつながる大事な点でもあると思っています。
他の種目の内容についても取り上げたかったのですが、まずはリレーの取り組みについての紹介です。上の写真の表はランチルームに貼ってあります。今はどの辺まで進んだのかなど、お子さんといろいろお話をしてみてください。
当然、今年のテーマ「自分たちの住んでいるところを知る」も、種目の様々な部分に取り入れていくことを計画しています。例えばぞう組ときりん組のリレーはこんな内容です。リレーのコースは1周が60m。ぞう組ときりん組は27名いるので、1回リレーをすると全員で60m×27=1620m走ることになります。リレーを10回行うと16.2kmとなり、だいたいあさり保育所からアクアスまで行ける距離になります。ということで、1回リレーをするたびに江津市内のどの辺りまで進んだかが分かる表を用意し、運動会当日にはアクアスに辿りつけるようにしよう!と楽しみながら取り組めるように計画されています。
実際は園庭内を走るだけなのですが、浅利→渡津→江津→嘉久志→和木→都野津→二宮→敬川→波子と市内の9号線を進んでいくイメージを持つことで、居ながらにして江津市内を散策している気分になる子もいるかもしれません。そうしたことで、リレーの取り組みに楽しさを感じてもらいたい、その楽しさによって自発的に体を動かすことに取り組んでもらいたいという願いを持っています。また、運動会という行事自体が十分に園での生活にメリハリを与えてくれますが、更にこうした取り組みを通じて生活にも子どもの気持ちにも変化が生まれます。このような工夫は「保育を厚くする」ことにつながる大事な点でもあると思っています。
他の種目の内容についても取り上げたかったのですが、まずはリレーの取り組みについての紹介です。上の写真の表はランチルームに貼ってあります。今はどの辺まで進んだのかなど、お子さんといろいろお話をしてみてください。
2010年8月6日
No.155 両立ではなく調和を
次世代育成行動計画というものがあるのを知っていますか。これは「次代を担う子どもたちを育てるための教育と子どもを生み育てやすい保育環境」を充実させるための計画で、江津市の計画を審議する会に私も参加させてもらっています。この会に参加するたびにいつも気になっていることに、「仕事と子育ての両立」という言葉があります。目的については十分に理解できるのですが、目指す形が“両立”でいいんだろうか?と疑問を感じ、その思いをその会でも投げかけています。
「両立」という言葉はいろんなところで使われていますが、とても難しいことではないかと思っています。「あちらを立てればこちらが立たず。こちらを立てればあちらが立たず。」という言葉がありますが、果たして「あちらもこちらも立つ(=両立)」というケースが世の中にどれだけあるでしょうか。そんなものはほとんどなく、「あちらを立てればこちらが立たず」のケースがほとんどだということを、私たちは経験を通して知っていますよね。
話を仕事と子育てに戻すと、例えば仕事がたくさんあって忙しいときに子どもが熱を出したらどうするか。まだまだ仕事が残っているときに、子どもが本を読んでとねだってきたらどうするか。こんなときに両立なんて恐らく無理だろうと思います。残念ながら、どんな時でも1日は24時間しかありません。これはどんな立場にあっても、どんな人でも平等です。こんなときこそ両立させようと考えるのではなく、調和とかバランスという考え方にならなければいけないのではないかと思います。
何でもかんでも欲しがるとか、すべてをパーフェクトにしようとか、すべてを欲しがっても、どこかで無理がきてしまいます。そうではなく、限られた24時間をどう使うか、どう子育てと仕事のバランスをとるかが大事なのではないでしょうか。その時々に子育てと仕事をてんびんにかけて、どちらをどのくらい選択するか。その優先順位のつけ方のセンスを磨きたいと、私はいつも思っています。子育ては決して楽なことではありません。でもその時期はあっという間に過ぎてしまい、二度と戻っては来ません。だからこそ「今」を大切にしたい、みなさんと一緒に楽しみたいと思っています。
「両立」ではなく「調和、バランス」を、私は大事にします。
「両立」という言葉はいろんなところで使われていますが、とても難しいことではないかと思っています。「あちらを立てればこちらが立たず。こちらを立てればあちらが立たず。」という言葉がありますが、果たして「あちらもこちらも立つ(=両立)」というケースが世の中にどれだけあるでしょうか。そんなものはほとんどなく、「あちらを立てればこちらが立たず」のケースがほとんどだということを、私たちは経験を通して知っていますよね。
話を仕事と子育てに戻すと、例えば仕事がたくさんあって忙しいときに子どもが熱を出したらどうするか。まだまだ仕事が残っているときに、子どもが本を読んでとねだってきたらどうするか。こんなときに両立なんて恐らく無理だろうと思います。残念ながら、どんな時でも1日は24時間しかありません。これはどんな立場にあっても、どんな人でも平等です。こんなときこそ両立させようと考えるのではなく、調和とかバランスという考え方にならなければいけないのではないかと思います。
何でもかんでも欲しがるとか、すべてをパーフェクトにしようとか、すべてを欲しがっても、どこかで無理がきてしまいます。そうではなく、限られた24時間をどう使うか、どう子育てと仕事のバランスをとるかが大事なのではないでしょうか。その時々に子育てと仕事をてんびんにかけて、どちらをどのくらい選択するか。その優先順位のつけ方のセンスを磨きたいと、私はいつも思っています。子育ては決して楽なことではありません。でもその時期はあっという間に過ぎてしまい、二度と戻っては来ません。だからこそ「今」を大切にしたい、みなさんと一緒に楽しみたいと思っています。
「両立」ではなく「調和、バランス」を、私は大事にします。
2010年7月30日
No.154 競争よりも協力を
もうずいぶん前のことのように思ってしまいますが、7月11日までサッカーのワールドカップが行われていました。今回の日本代表の活躍にはずいぶん感動させられましたが、先日ある新聞に、エッセイストの小澤征良さんが日本代表についてこんなエッセイを書かれていました。
『代表チームは息を飲んで目を見張るほど、ぐんと強くなっていた。~略~一番目についたのは、選手一人一人が個人プレイよりも、チームと力を合わせることをまず第一にしている、その姿勢だ。そうすることでチームはより濃密になり、粘り強い、一つの生き物となった。選手たちに(いい意味で)自己中心的なところが無い、ということ。どこかに穴が開くと、必ず誰かがそこをカバーしている。自分のために、ではなくチームのために。』
最近は、自分さえよければいい、他を蹴落としてでも自分が得をしたい、といった考えが珍しいことではなくなっています。受験などの競争が早期教育というブーム?を生み出したりし、子どもたちに競争を強いることが少なからず見られるようにもなっています。こうした競争は子どもたちの望んでいるものではないと思いますし、何より人類が現在まで存続してきたのは互いに協力し合ってきたからだと思います。
とは言っても、世の中にはどうしても競争の要素はあります。でも私はこう考えます。例えば企業同士の競争があるとき、相手企業に勝つためにはまず自分たちの企業内での協力やチームワークによって、自分たちの仕事の質なりを上げていかなければいけないはずです。そうした協力がない状態で相手企業との競争に勝つなんてことは無理だと思うのです。競争のためにも協力は必要です。いろんな見方はあると思いますが、今回のワールドカップでの日本代表は、まさに『選手一人一人が自分の役割を自覚して協力し合い、チームのために貢献することの大切さ』を教えてくれていたと、私は思っています。
私たちは保育を行う上で「共生」と「貢献」ということを大切にしています。少子時代だからこそ子ども同士の関係を築くことが不可欠で、そのためにも競争ではなく協力することの大切さを伝えたいと考えます。一人ひとりの違いを認め、「共に生きる」こと、「互いに貢献し合う」ことを、子どもたちと共に実感することの出来る場でありたいと思っています。
『代表チームは息を飲んで目を見張るほど、ぐんと強くなっていた。~略~一番目についたのは、選手一人一人が個人プレイよりも、チームと力を合わせることをまず第一にしている、その姿勢だ。そうすることでチームはより濃密になり、粘り強い、一つの生き物となった。選手たちに(いい意味で)自己中心的なところが無い、ということ。どこかに穴が開くと、必ず誰かがそこをカバーしている。自分のために、ではなくチームのために。』
最近は、自分さえよければいい、他を蹴落としてでも自分が得をしたい、といった考えが珍しいことではなくなっています。受験などの競争が早期教育というブーム?を生み出したりし、子どもたちに競争を強いることが少なからず見られるようにもなっています。こうした競争は子どもたちの望んでいるものではないと思いますし、何より人類が現在まで存続してきたのは互いに協力し合ってきたからだと思います。
とは言っても、世の中にはどうしても競争の要素はあります。でも私はこう考えます。例えば企業同士の競争があるとき、相手企業に勝つためにはまず自分たちの企業内での協力やチームワークによって、自分たちの仕事の質なりを上げていかなければいけないはずです。そうした協力がない状態で相手企業との競争に勝つなんてことは無理だと思うのです。競争のためにも協力は必要です。いろんな見方はあると思いますが、今回のワールドカップでの日本代表は、まさに『選手一人一人が自分の役割を自覚して協力し合い、チームのために貢献することの大切さ』を教えてくれていたと、私は思っています。
私たちは保育を行う上で「共生」と「貢献」ということを大切にしています。少子時代だからこそ子ども同士の関係を築くことが不可欠で、そのためにも競争ではなく協力することの大切さを伝えたいと考えます。一人ひとりの違いを認め、「共に生きる」こと、「互いに貢献し合う」ことを、子どもたちと共に実感することの出来る場でありたいと思っています。
2010年7月23日
No.153 夏祭りとテーマの話
いよいよ明日は夏祭りです。たくさんの方に支えられて毎年開催することができていることに感謝しています。今年の保育のテーマは「自分たちの住んでいるところを知る」で、夏祭りもこのテーマに沿って工夫しながら計画してきました。このテーマには、子どもたちが所属感を持ち足元を固めることで、安定して自発的に活動できるようになってもらいたいという思いがあります。また、地域の人とつながることで社会を知ってもらいたいという思いもあります。
今年のあさり保育所には裏のテーマもあって、「小学校以降の学びへどうつないでいくか」という大きな課題にもあらためて取り組んでいます。以前からお伝えしているように、小学校の勉強の先取りではなく、小学校に入ってから後伸びする力をつけるためにはどのような体験が必要なのか、そんなことを研究しています。その取り組みの中で1,2年生の教科書や学習指導要領を読んだりもしているのですが、そこでこんな発見がありました。
小学校で1,2年生は「生活科」という授業があります。これは、この先の学ぶことになる地理、歴史、政治、経済、社会、倫理などの基礎になるものです。その生活科の目標の中にはこんなことが書かれています。
「自分たちの生活は地域の人々や様々な場所とかかわっていることが分かり、それらに親しみをもち、人々と適切に接することや安全に生活することができるようにする。」「多くの人々の支えにより自分が大きくなったこと、自分でできるようになったこと、役割が増えたことなどが分かり、これまでの生活や成長を支えてくれた人々に感謝の気持ちをもつとともに、これからの成長への願いをもって、意欲的に生活することができるようにする。」
私たちが「地域を知る」活動の中で特に大切にしたいのは、人とのつながりです。かき氷のシロップ作りなども、今年は出来る限り子どもたちと果実をとりに出かけ、その場所だけでなくその場所を支えている人とも関わるようにしてきました。上の文章を読んでいると、こうした活動が生活科の目標とも深くつながっていくことが分かります。地域の様々な人とつながることで、自分はいろいろな人たちの中で生きていることに気づき、それが自分を知ることや主体的に活動することにつながっていってほしいと思います。テーマに対しての取り組みにも、夏祭りを通して触れてもらえればと思っています。
今年のあさり保育所には裏のテーマもあって、「小学校以降の学びへどうつないでいくか」という大きな課題にもあらためて取り組んでいます。以前からお伝えしているように、小学校の勉強の先取りではなく、小学校に入ってから後伸びする力をつけるためにはどのような体験が必要なのか、そんなことを研究しています。その取り組みの中で1,2年生の教科書や学習指導要領を読んだりもしているのですが、そこでこんな発見がありました。
小学校で1,2年生は「生活科」という授業があります。これは、この先の学ぶことになる地理、歴史、政治、経済、社会、倫理などの基礎になるものです。その生活科の目標の中にはこんなことが書かれています。
「自分たちの生活は地域の人々や様々な場所とかかわっていることが分かり、それらに親しみをもち、人々と適切に接することや安全に生活することができるようにする。」「多くの人々の支えにより自分が大きくなったこと、自分でできるようになったこと、役割が増えたことなどが分かり、これまでの生活や成長を支えてくれた人々に感謝の気持ちをもつとともに、これからの成長への願いをもって、意欲的に生活することができるようにする。」
私たちが「地域を知る」活動の中で特に大切にしたいのは、人とのつながりです。かき氷のシロップ作りなども、今年は出来る限り子どもたちと果実をとりに出かけ、その場所だけでなくその場所を支えている人とも関わるようにしてきました。上の文章を読んでいると、こうした活動が生活科の目標とも深くつながっていくことが分かります。地域の様々な人とつながることで、自分はいろいろな人たちの中で生きていることに気づき、それが自分を知ることや主体的に活動することにつながっていってほしいと思います。テーマに対しての取り組みにも、夏祭りを通して触れてもらえればと思っています。
2010年7月16日
No.152 お昼寝とゴーヤの話
保育所にはお昼に休息の時間があり、ほとんどの子はお昼寝をします。その中で、ぞう組さんの一部はお昼寝をせずに絵本ゾーンに残って絵本を読んで過ごします。14時頃になると、きりん組さんで十分に休息できたと思う子が、絵本ゾーンで過ごしている集団に加わります。他のクラスでも、早く目覚めてしまった子は無理に寝ることはありません。これが今のあさり保育所のお昼の風景です。
お昼寝に関しては、なかなか寝られない子とよく寝る子がいる中でどのようなあり方がいいのか、以前から職員間で話し合いを繰り返していました。子どもたちの姿を見ていると、子どもによってはそれほど昼間の睡眠時間が必要でない子もいますし、また、その日の昼間の活動によって休息の量や質は変わってくることが分かります。そんなことから、子ども自身が休息が必要かどうかを判断し、どうするかを考えるやり方にしています。寝ることも寝ないことも自由なので、ぞう組さんでも「今日は寝る」と言って寝る子もいます。
子どもの睡眠の必要性は、決して年齢で決まるわけではなく、個人差や活動量によって変わってきます。最近の研究では、2歳児でも約2割はお昼寝をしなくてもいい子がいて、5歳児でも約2割はお昼寝が必要な子がいるということが分かっています。また、幼稚園と保育園を1つにしようという国の議論が高まるにつれて、お昼寝をしない幼稚園文化とお昼寝をしている保育園文化をどうすり合わせるのかという話題が増えてきています。そうなると、全員寝ることにするか寝ないことにするかとか、年長さんは寝る必要がないといった話になることが多いのですが、そうではなく、子どもの判断や選択を尊重しようといった考え方がもう少し出てきてもいいのでは、と思っています。
話はがらりと変わりますが、畑の横の砂場でゴーヤがぐんぐん育っています。園庭には日陰が少ないため何とかしたいと常々思っていて、今年はいろいろと挑戦しました(スタードームもそこに加わります)。その取り組みの1つがゴーヤによる緑のカーテンです。見た目にもずいぶん涼しく感じられ、梅雨明け以降には少しは威力を発揮してくれると思っています。当然できたゴーヤはみんなで食べようと思いますが、食べ切れない分は保護者のみなさんにおすそ分け出来ればと考えていますので、お好きな方はチェックしてみてください。
お昼寝に関しては、なかなか寝られない子とよく寝る子がいる中でどのようなあり方がいいのか、以前から職員間で話し合いを繰り返していました。子どもたちの姿を見ていると、子どもによってはそれほど昼間の睡眠時間が必要でない子もいますし、また、その日の昼間の活動によって休息の量や質は変わってくることが分かります。そんなことから、子ども自身が休息が必要かどうかを判断し、どうするかを考えるやり方にしています。寝ることも寝ないことも自由なので、ぞう組さんでも「今日は寝る」と言って寝る子もいます。
子どもの睡眠の必要性は、決して年齢で決まるわけではなく、個人差や活動量によって変わってきます。最近の研究では、2歳児でも約2割はお昼寝をしなくてもいい子がいて、5歳児でも約2割はお昼寝が必要な子がいるということが分かっています。また、幼稚園と保育園を1つにしようという国の議論が高まるにつれて、お昼寝をしない幼稚園文化とお昼寝をしている保育園文化をどうすり合わせるのかという話題が増えてきています。そうなると、全員寝ることにするか寝ないことにするかとか、年長さんは寝る必要がないといった話になることが多いのですが、そうではなく、子どもの判断や選択を尊重しようといった考え方がもう少し出てきてもいいのでは、と思っています。
話はがらりと変わりますが、畑の横の砂場でゴーヤがぐんぐん育っています。園庭には日陰が少ないため何とかしたいと常々思っていて、今年はいろいろと挑戦しました(スタードームもそこに加わります)。その取り組みの1つがゴーヤによる緑のカーテンです。見た目にもずいぶん涼しく感じられ、梅雨明け以降には少しは威力を発揮してくれると思っています。当然できたゴーヤはみんなで食べようと思いますが、食べ切れない分は保護者のみなさんにおすそ分け出来ればと考えていますので、お好きな方はチェックしてみてください。
2010年7月9日
No.151 スタードームの話とプール遊びの話
4日(日)にスタードームが完成しました(子どもたちにはまだ秘密にしています)。保護者会の提案からスタートした「スタードーム作り」ですが、たくさんの方に協力していただき、大人が見てもわくわくするような素敵なドームが出来上がりました。本当にありがとうございました。出来上がったものが素晴らしいということもありますが、参加された方が本当に楽しそうに作業されている姿やそこに込められた思いが子どもたちに伝わることは、子どもたちの育ちに大きな影響を与えるんだろうと思いました。
ここでも紹介したことのある“学力の高いフィンランド”ですが、その理由についてフィンランド政府が説明していることにこんなことがあります。
「すべてのレベルが相互に作用し合い、協力している。また共通な理念を持っている。」「“皆で社会を築いていこう”という学習概念に拠っている。」
これを簡単に解釈すると、最初の言葉は『お互いの協力』です。それが次の言葉の『みんなで社会を築いていこう』という意識を支えることになります。保育園・学校と保護者が同じ価値観を持って、協力して子どもたちの育ちを見守っていこうという姿勢が高い学力につながっている、ということです。あさり保育所は、保育に対しての理解や様々な面での協力など、保護者のみなさんに支えられています。そのことをあらためて感じ、うれしく思っています。
話は変わりますが、今週火曜日からプール遊びが始まりました。プール遊びの取り組みは昨年度までと同様に、「水遊びは大好きだけど、顔に水がかかるのはちょっと…」という“かにグループ”、「顔に水がかかってもいいけど、でも潜ったりするのは苦手」という“さかなグループ”、「しっかり泳いで遊びたい」という“いるかグループ”の3つのグループから選択して取り組みます。今年はそれに加えて、プール遊びで挑戦したい目標を一人ひとりが立てることに取り組んでいます。目標を立てるためには自分自身を知らなければいけませんし、その目標が達成された時やできなかった時の感情に向き合うことは、自分の感情を理解していくためにとても大切なことです。自分の感情と向き合うことは、自分で自分のことを客観視することで、そこから感情をコントロールすることへつながっていきます。さらにそれは、他人の気持ちを考えることにもつながっていく大切なことです。このことについて、またどこかで触れたいと思いますが、とにかく今年のプールの取り組みも楽しみにしていてください。
ここでも紹介したことのある“学力の高いフィンランド”ですが、その理由についてフィンランド政府が説明していることにこんなことがあります。
「すべてのレベルが相互に作用し合い、協力している。また共通な理念を持っている。」「“皆で社会を築いていこう”という学習概念に拠っている。」
これを簡単に解釈すると、最初の言葉は『お互いの協力』です。それが次の言葉の『みんなで社会を築いていこう』という意識を支えることになります。保育園・学校と保護者が同じ価値観を持って、協力して子どもたちの育ちを見守っていこうという姿勢が高い学力につながっている、ということです。あさり保育所は、保育に対しての理解や様々な面での協力など、保護者のみなさんに支えられています。そのことをあらためて感じ、うれしく思っています。
話は変わりますが、今週火曜日からプール遊びが始まりました。プール遊びの取り組みは昨年度までと同様に、「水遊びは大好きだけど、顔に水がかかるのはちょっと…」という“かにグループ”、「顔に水がかかってもいいけど、でも潜ったりするのは苦手」という“さかなグループ”、「しっかり泳いで遊びたい」という“いるかグループ”の3つのグループから選択して取り組みます。今年はそれに加えて、プール遊びで挑戦したい目標を一人ひとりが立てることに取り組んでいます。目標を立てるためには自分自身を知らなければいけませんし、その目標が達成された時やできなかった時の感情に向き合うことは、自分の感情を理解していくためにとても大切なことです。自分の感情と向き合うことは、自分で自分のことを客観視することで、そこから感情をコントロールすることへつながっていきます。さらにそれは、他人の気持ちを考えることにもつながっていく大切なことです。このことについて、またどこかで触れたいと思いますが、とにかく今年のプールの取り組みも楽しみにしていてください。
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