25日、26日と保育参観が行われました。今回の保育参観は「子どもたちの普段の活動を一緒に体験してもらい、どのようなことを大切にしているかを感じてもらう」という思いがありました。風も少し強く、肌寒い天気でありましたが、そんな中でもいろんなことを感じてもらえたのではないかと思っています。連絡帳にうれしい感想が書かれていたので、その一部をここで紹介させてもらいます。
「自然の木によじ登る姿を見てたくましく思いました。普段見られない姿だったので、とてもよい保育参観になりました。」
「ウォークラリーは私が夢中になってしまうほど楽しかったです。子どもともゆっくり過ごせて楽しい時間になりました。」
「『もくもくの場所に行かせてもらってすごくよい場所だった。こんなところで遊ばせてもらってたなんて!!』とお父さんはとっても感動していました。」
活動は児童公園でのネイチャーゲームと、「もくもくの日」で活動している場所でのウォークラリーでした。普段の散歩でも「もくもくの日」でも、五感を使って自然の中で活動することを大事にしています。そのことを保護者のみなさんと一緒により楽しく体験できないか、F保育士が中心になって考えた内容です。ゲーム形式にすることで私たちもいつもとは違う視点で自然に目を向けることができ、新しい発見もありました。子どもたちだけではなく、保護者のみなさんにも楽しんでもらえたのではと思っています。
そしてなんと言っても活動の拠点である浅利町を、みなさんと一緒にあらためて体験したいという思いがありました。「地域を知る」というテーマを持ち、浅利町にはどんな場所があるかを子どもたちと一緒に遊びながら調べてきました。そこで見つけた場所が散歩の目的地になったり、「もくもくの日」の活動場所になったりしています。自分は江津市の○○で育ったという風に所属感を感じることが、子どもたちの情緒の安定には欠かせません。その所属感は自発的な活動の支えになります。この地域で楽しく遊ぶ体験が所属感につながっていき、そしてこの地域を大切にしようという思いが生まれることにもつながります。浅利町にはどんな楽しい場所があるかを知るために探検したり、もっと楽しく遊ぶことはできないか工夫したり、そんなことをこれからも子どもたちと一緒に続けていきたいと思っています。
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