2013年3月29日

No.288 24年度の終わりに

平成24年度の終わりがやってきました。卒園式を終えたぞう組さんですが、多くの子が最後の1週間も保育園へ来てくれました。そんな彼ら彼女らの様子を見ていて感じるのは、小学校へ向けて確実に変化していってるということです。こちらの見方が変わったこともあるとは思いますが、なんだか急に落ち着きが出てきたというか、しっかり度が増してきたように感じます。毎年のことですが、うれしいような、寂しいような、複雑な思いでいます。

それに伴って、他の子どもたちの様子も変化してきています。園全体の移行がどんどん進んでいることもあってか、余計に子どもたちの様子の変化が感じられます。振る舞い方を探っているようにも見えるのは、やはりどこかで新しいメンバーでのあさり保育園のスタートすることを意識しているんじゃないかと思います。新しい子ども関係がスタートすると、その関係の中から新しい刺激をたくさん受け、その刺激は子どもたちの学びにしっかりとつながっていきます。この時期は大きく変化し、大きく成長する時期で、その成長をとても楽しみにしています。

さて、ここで平成25年度のことを少しだけ。24年度は『世界を知る』というテーマで様々な活動を行ってきました。夏祭りや運動会、発表会といった行事においても、そのテーマを感じることのできる内容を盛り込んできた1年でした。それを受けて、25年度は『世界を体験する』をテーマに活動していくことが決まりました。毎月世界の国を取り上げて、自分たちの住んでいる日本とは言葉や習慣などが大きく違う世界があることを、子どもによって程度の違いは当然ありますが、様々に感じてくれたと思っています。違いがあること、そしてその違いが楽しさにつながることを感じてくれたはずです。それを今度は『体験する』ことを通してより深く感じてみようというのが、25年度のねらいでもあります。これから少しずつ明かされていく具体的な取り組みを、保護者のみなさんも一緒に楽しんでもらえたらうれしいです。

あさり保育園の24年度は明日で終了です。今年度でお別れとなる方。今まで大変お世話になりました。来年度も「チームあさり保育園」に関わってくださる方。また1年間よろしくお願いします。新たなメンバーで、それぞれの特徴を生かし協力しながら楽しんでいきましょう。1年間ありがとうございました。

2013年3月26日

保育園での体験の意味

子どもが小さいうちは家庭で育てられるべき。これは随分前から言われていることです。ただここで考えたいのは「家庭」の姿が変わってしまっていること。昔の家庭には祖父や祖母がいて、兄弟もたくさんいて、地域の人とのつながりもしっかりとあってというものでした。

ということは、子どもが小さいうちは家庭で…」の家庭とは、「様々な人との関わりの中で」と読み替える必要があると思います。でも今は核家族化、少子化、地域とのつながりの希薄化などによって、家庭に様々な人との関わりが明らかに減ってきています。家庭イコール母親と言ってもいいかもしれません。

そんな状況であるからこそ、保育園の子ども集団の中で様々な子どもと関わることは重要になるわけです。そして子どもとの関係だけでなく、保育園が積極的に地域と関わりをもち、その地域の人と子どもの関わりを生み出すことも大切になってくるわけです。

子ども同士の関わりに注目してみると、今までは3歳くらいから子ども同士の関わりが見られるようになると考えられていましたが、今は乳児から、つまり生まれたときから子どもは他者と自発的に関わりを持とうとすることが分かってきています。

現に保育園では0歳児同士が関わる姿も当たり前のように見られます。それは一緒に遊ぶというような姿ではありませんが、相手のことをじーっと見つめたり、手を伸ばして触ってみたり、そして少し大きくなってくると、他の子がやっていることを真似してやってみたりという姿がよく見られます。

子どもは真似をする中からいろんなことを学んでいきます。真似をするためには自分より発達の上の子の存在が必要です。保育園には様々な発達段階の子どもがいます。それらの子どもの姿を見ることができる環境はとても貴重で、そこで学んでいくことはとても大事なことが多いです。

人は社会の中で生きています。いろんな人の中と協力し、そして自分の役割を果たすことで、その社会を豊かなものにしていかなければいけません。そんなことを、赤ちゃんの頃から他の子どもと関わることで学んでいきます。今の時代、保育園での体験は非常に貴重で大事だと考えています。

慣らし保育について

子どもが成長するというのは自分の世界を広げていくことでもあると思います。では世界を広げていくためにはどうすればいいかというと、やはり自分でいろんな体験をするのが一番です。物の性質を知っていくとか、ここは危ない場所だとか、1つ1つ自分で体験し学んでいくわけです。

そのためには安心できる拠点が必要になります。それは親であることが基本なのですが、その親と依存関係にあると今度は離れることが難しくなります。親が子どもにとっての安心の拠点となり、そのことでそこを基点として子どもは少しずつ世界を広げていくことができる。そんな関係が大事だと思います。

ではそんな関係になるためにはどうすればいいか。子どもが困った時にはいつでも助けてあげる、子どもが負の状態に陥ったときにいつでもそこから立ち直るために手を貸してくれる、そんな安心感を与える関わりが大事なんじゃないかと思います。

子どもが求めてきたときには必ず応えてあげる、子どもが体験していることの楽しさを分かってほしいと思ったときにはいつでもそれに共感してあげる、そんな関わりを続けていくことが大事なんだと思います。子どもが求めたときに応えてあげることによって、安心してまた次の活動に没頭し、世界を広げていくわけです。

また、自分で体験することだけで周りの環境を理解していくとしたら、とてつもなく時間がかかってしまいます。そんなとき子どもは素晴らしい力を発揮します。自分が一番信頼・信用している人、多くは親であったりするのですが、その環境に対して安心しているかどうかの顔色を見るということをします。そしてその人が安心していると「あっ、安心していいんだ」と判断する、そんな力を持っているそうです。

例えば大人の例でいうと、飛行機に乗っていて揺れたとき、私たちは「この飛行機、大丈夫か?」と思いますよね。そんなときは一番信頼している客室乗務員の顔を見ます。その客室乗務員が落ち着いていたら「大丈夫なんだ」と思うようになります。もし慌てた表情をしていたら、こちらも慌ててしまいます。

というように、自分の体験が少ないときは自分が信頼している体験の多い人の顔を見て、それによって自分も落ち着くべきか、気をつけるべきかの判断します。子どもってすごいですね。で、ここで大事なのは、まずは子どもと同じものを見ていないといけないということです。そしてそれがどうかというものか、どういう環境かを知っていないといけないわけです。

保育園の慣らし保育なんかは長めに期間を設けて行ってもらい、子ども自身が新しい環境を徐々に体験しながら「安心できる場所なんだ」と学んでもらった方がいいのですが、仕事の関係上なかなか長い期間は難しいというケースは多くなっています。

なので短い期間しかできないという場合には親と一緒に保育園に来てもらい、とにかく親が園の中でリラックスしてもらえるようにし、その姿を子どもが見て「ここは安心できる場なんだ」と感じてもらおうという考えで、あさり保育園では短めの慣らし保育も取り入れています。実際に子どもは早く落ち着くようになってます。

2013年3月21日

No.287 大きくなったら…

23日(土)はぞう組さん14名の卒園式。その卒園式を前にして、昨年もやったことですが、ぞう組さん一人ひとりに「大きくなったら何になりたいか」をインタビューさせてもらいました。「どんな思いを話してくれるんだろう?」とワクワクしながら聞いていったわけですが、ほとんどの子がちょっと恥ずかしそうにしながら、でもはっきりと自分の思いを話してくれました。やっぱり子どもたちのまっすぐな思いを聞かせてもらうのは楽しいですね。(子どもたちがどんな思いを話してくれたのかは、卒園式の中でお話しさせてもらう予定です。)

保護者が子どもに望んでいるであろうことに「自立」があると思います。この自立は、「たった1人で無人島に流されたとしても、そこで生き抜いていく力」を身につけることではなく、「社会の中で自分の役割を見つけ、その役割をもって生きていく力」をつけていくことだと思っています。集団や社会を豊かにしていくために、いかに自分の得意なことで他者や社会に貢献していくかが、これからますます大事になってきます。

ではこの「自分の役割」はどのように見つけていくのかというと、自分ひとりで考えていてもなかなか分かるものではなく、自分以外のいろんな他者を知り他者と関わることから始まっていくものだと考えています。自分の周りには○○が得意な人がいて、そのことについてはよく助けてもらっているけど、△△は自分の方が得意だから、そのことで誰かが困っていたら助けてあげる、といった体験を積み重ねていき、自分の得意なことや役割を少しずつ意識していくことが大事です。それ以外にも、いろんな役割をもって活動している大人の姿を見ていくことも様々な役割を知っていく上で重要なことです。なので、保護者のみなさんが積極的に保育園の活動に関わってくれ、様々な役割を果たす姿を見せてくれていることは、本当にありがたいことだと思っています。

そしてその根底にないといけないのが自己肯定感。自己肯定感とは「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態のことです。自分が大切な存在だと思えると、他者のことも大切にできます。で、その大切な存在である他者と関わることで自分の役割を知っていきます。そんなごくごく当たり前の流れを子どもたちがじっくりと体験できるのが、保育園のいいところなんですよね。卒園式を前に、そんなことを再確認させてもらいました。

2013年3月17日

出雲北山縦走トレイルラン

旅伏山(たぶしさん)から弥山(みせん)までの北山縦走トレイルランに挑戦してきました。



出雲大社前駅から旅伏駅までバタデンで移動。



そこから旅伏山登山口までは駅で出会った登山者と一緒に歩いていきました。
ここが登山口。ここからスタートです。



すぐに鹿対策のゲートが登場します。
鹿が山から下りてこないように、ここはちゃんと閉めていきます。





初めてのトレイルラン、とにかく登りがきつかったです。
こんなところを走って登る人がいるんだろうかと思いながら、なんとか歩いて登ります。





弥山までは急な登りをがんばり、下りでは可能な限りかっ飛ばしてみました。
山の中は落ち葉がクッションになっていてフカフカなため、足はかなり快適です。
道路を走るのとは全然違います。これははまってしまいそう。







崖のような登りがあったり、びっくりするくらい急な下りがあったり、



そんな山道をひたすら走り、よく覚えてませんが、4つか5つの山を超えていたようです。

途中の景色もとってもキレイでした。





そしてようやく弥山の山頂に到着。
出雲平野や大社湾が目の前に広がって感動します。



途中の景色もキレイでしたが、弥山からの景色は最高でした。



山頂で少し休憩し、後は一気に下るだけ。
最後は弥山登山口の鹿ゲートを閉めて終了です。



距離:14.42km
時間:3時間15分
累積標高差:約1100m

初トレイルランはなかなか疲れたけど楽しい経験でした。
多分また同じコースを走りにいってしまうと思います。

2013年3月15日

No.286 自由についてあれこれと

3月も真ん中までやってきてしまいました。今年度もあとちょっと、そしてすぐに新年度が始まる、そんなことがいつも頭に浮かんでくる時期になりました。来年度の園児はほぼ確定しているのですが、年度途中で入園を考えておられる方など、保育園の見学に来られる方はまだまだたくさんおられます。先日ある方がこんなことを言ってくれました。「この保育園は自由な感じでいいですね。」という言葉です。もちろんいい意味で言ってもらった言葉(のはず)なのですが、ちょうど私が「自由」についてあれこれ考えていたところだったので、ちょっとここでまとめてみようと思います。

あさり保育園では、子どもたちに「自由」というものを十分に体験してもらいたいと考えています。それは「好き勝手にする」という意味ではありません。例えば、「自由には責任が伴う」ことなんかもそうです。保育園の食事はバイキングです。自分で申告すれば食べたい量を盛りつけてもらうことができます。でもその代わり、その量は食べ切るという責任が伴います。もちろんそれができるように段階を踏んで進めていることではありますが、食事の時間はそんな「自由」を体験する場とも捉えています。

また、自分が「自由」であるということは他人の「自由」も尊重するということであり、つまりそれは他人に対しての想像力を持つということでもあります。自分が楽しければ何をしてもいい、何を言ってもいい、ということではありません。同じことを自分がされたら…とか、同じことを言われたら…といった想像力を持つことは、社会の中で生きていくために絶対に必要なことです。でもそれは知識として教えることではありません。実際に関わりの中で体験して学んでいくことだと思っています。乳幼児期の他者との濃い関わりの中で、自分とは違う他者を知る経験は大事にしなければいけないことです。その経験が想像力を養い、そして自分の自由を大事にするのと同時に他者の自由も大事にすることを、じっくりと時間をかけて学んでいくんだと考えています。

まだまだ書きたいことはありますが、あさり保育園ではそんな「自由」をこれからも大事にしていきます、ということが少しでも伝わればいいなあという思いで書きました。私たちの思いや活動の目的を十分に伝え切れていないことはまだたくさんあると思います。そんなことを丁寧に発信していくことは、来年度以降も目標としていきます。ということで、今年度はまだ続きますが、来年度の職員体制を今日発表させてもらいます。異動もあります。新しい職員も加わる予定です。メンバーは変わりますが目指す方向は変わらず、もっともっと楽しい保育園にしていきます。よろしくお願いします。

2013年3月7日

No.285 楽しさを伝え合いたい

先週の土曜日はあさり保育園の大きな行事「成長展」がありました。お子さんの1年間の成長はどのように見え、そしてどんな風に感じることができたでしょうか。この成長展がなくても、もちろん成長は感じていることと思います。でも、手先の器用さはどんな過程を経て成長してきたのかとか、言葉がどのように変化してきたのかなどは、いつも一緒にいてもなかなか分かりにくいことだったり、いつの間にか忘れてしまっていたりするものですよね。そんなことを保育園での1年間の記録を通してあらためて感じてもらうのが成長展です。みなさんに楽しんでもらえたなら、私たちはうれしく思います。

ということで、平成24年度も終わりが近づいてきました。6日(水)に行われた役員会も、今年度最後の役員会でした。いつもこの時に「今年度の活動を振り返ってみてどうだったか」を話してもらっているのですが、そこでこんな話を聞くことができました。

『大変なこともあったけど、それでもいろんな活動を楽しむことができた。』
『役員をしたことで保護者のみなさんともたくさん話をすることができた。』
『役員の楽しさをもっとたくさんの人に体験してもらいたい。』
『役員が楽しんでやることで、子どもにも楽しさが伝わったんじゃないか。』


こうした感想を聞かせてもらっていると、こちらとしては本当にうれしい気持ちになります。子どもたちだけじゃなく、保護者のみなさんも一緒に保育園を楽しんでもらっているというのは、保育園にとっても子どもたちにとっても望ましい形だと思うからです。

子どもたちの成長を考えたとき、私たちは保育園での体験がよりよいモノになるように、あーでもないこーでもないと話し合いを重ね、そして行動しているつもりです。でもそれだけでは十分ではありません。子どもには地域の方たちとの関わりも必要ですし、保護者のみなさんのいろんな関わりも大事だと、この場で何度も書いてきました。そしてその人たちが面白そうに楽しんでいる姿を見せることは、もっともっと大事なことだと思っています。楽しそうにしている姿や表情は、確実に子どもたちに伝わります。それが安心感にもつながるし、自分もやってみよう!いろんなことに挑戦してみよう!といった、積極的な取り組みの原動力にもなっていきます。みんなで楽しさを伝え合って、みんなが生き生きと活動できる場にしていけたらいいなあと思っています。

2013年3月1日

成長展はどんな行事?

明日3月2日(土)に行われる成長展について、簡単に説明をしてみます。

この成長展という行事は、1年間に子どもがどれだけ成長してきたかを親子で楽しみながら見ていただくものです。当日は園舎全体に子どもたちの作品を展示してあり、その作品の中から自分のお子さんのものはどれかを当ててもらうというクイズをたくさん用意しています。作品というと、何か見栄えがいいように作り上げたものを想像されるかもしれませんが、そうではなく、『1年間で成長した子どもの姿』が作品となります。具体的にいうと、例えば、1年間でどのくらい身長や体重に変化があったか、どの時期にどんな絵を描いているのか、保育所の食事の中で何が好きか、どんな遊びが好きか、といったことを様々な形で作品として展示します。そして、クイズと言っても当てることが一番の目的なのではなく、1年間のお子さんの成長を様々な形で実感していただくのが大きな目的です。

『1年間でどのように成長したか』は“子ども自身”が全てを表しているわけですが、そうは言っても毎日向き合っていると以外とわかりにくいものだったりします。だからあえて「健康面」「子ども同士の関わり」「周囲の環境への興味」「経験したことを言葉で表現する力」「感じたことや考えたことを表現する力」の5つの分野で切り取って、その分野ごとのそれぞれの変化から少しでもリアルに成長を感じてもらえるように、試行錯誤を繰り返しながら準備を進めているところです。

これは当たり前のことですが、ここで切り取った5つの分野を1つにまとめると、それがイコール“子どもの成長”の全てということにはなりません。当然そこでは表現し尽くせないものはたくさんあります。その点は、当日保育者からの説明を聞いてもらいながら、「ああ、こんな風に成長してきたんだなぁ」と一緒に思い描いてもらえたらうれしいです。「当日はたくさんの笑顔が見られるといいなあ」とありきたりの言葉しか出てきませんが、とにかくこの日は楽しんでもらいたいと思っています。成長を喜ぶみなさんの笑顔が、子どもたちの次の成長の原動力になるはずですから。

No.284 成長展を楽しみましょう

明日はいよいよ成長展。今回で3回目となるこの成長展は、あさり保育園の大きな行事として、子どもたちの1年間の成長を確認してもらう場として、大事に大事に作りあげてきました。明日は園舎内にたくさんの子どもの作品が飾られるわけですが、これを「作品展」と呼ばずに「成長展」としている点も大事なこだわりの1つです。「作品展」として、子どもたちが様々な趣向を凝らして作った作品を展示することも方法としてはあるのかもしれません。でも、子どもにとっての本当の作品とは何か?と考えたとき、やはり1年間で子どもがどれだけ成長したか、その姿こそ一番立派な作品なのではないかというのが私たちの思いです。例えば絵であれば、今何が描けるかではなく、どのように描けるようになったか、を大事にしたいと思っています。

今年の成長展で初めて登場する、でもこの成長展ならではのモノもあります。ぱんだ組さんが「いっぱい」とか「ちょっと」などの量をどのように把握していくか、その様子を記録したモノがそうです。ぞう・きりん・くま組さんの昼食がバイキング方式で行われていることはご存じだと思います。毎日自分はどれだけ食べられるかを考え、食べたい量を「いっぱい」「ちょっと」などの言葉で伝えるわけですが、そのためにはまず自分にとっての適量を知ることは必要ですし、更には人に伝える「いっぱい」「ちょっと」の言葉の意味を学んでいくことも必要です。

ぱんだ組さんがどのように適量を掴んでいき、伝え方を学んでいくかは以前も書いたので省略しますが、「いっぱい」「ちょっと」と言葉で伝えて食事量を決めていく方法に切り替える時期は、「いっぱい」「ちょっと」の意味を理解してきた頃ということになります。で、それを知るために「こっちの瓶にはシールをいっぱい貼ってね。もうひとつの瓶にはちょっとシールを貼ってね。」と声をかけてシールを貼ってもらう、ということをやってきました。その時に子どもたちに取り組んでもらったものを今回は展示します。まさに子どもが成長している様子が表されたもので、成長展ならではのものだと思っています。そんな展示を初めとし、他にもたくさんの成長の様子が並ぶ明日の成長展、みんなで楽しみましょうね。