2013年3月7日

No.285 楽しさを伝え合いたい

先週の土曜日はあさり保育園の大きな行事「成長展」がありました。お子さんの1年間の成長はどのように見え、そしてどんな風に感じることができたでしょうか。この成長展がなくても、もちろん成長は感じていることと思います。でも、手先の器用さはどんな過程を経て成長してきたのかとか、言葉がどのように変化してきたのかなどは、いつも一緒にいてもなかなか分かりにくいことだったり、いつの間にか忘れてしまっていたりするものですよね。そんなことを保育園での1年間の記録を通してあらためて感じてもらうのが成長展です。みなさんに楽しんでもらえたなら、私たちはうれしく思います。

ということで、平成24年度も終わりが近づいてきました。6日(水)に行われた役員会も、今年度最後の役員会でした。いつもこの時に「今年度の活動を振り返ってみてどうだったか」を話してもらっているのですが、そこでこんな話を聞くことができました。

『大変なこともあったけど、それでもいろんな活動を楽しむことができた。』
『役員をしたことで保護者のみなさんともたくさん話をすることができた。』
『役員の楽しさをもっとたくさんの人に体験してもらいたい。』
『役員が楽しんでやることで、子どもにも楽しさが伝わったんじゃないか。』


こうした感想を聞かせてもらっていると、こちらとしては本当にうれしい気持ちになります。子どもたちだけじゃなく、保護者のみなさんも一緒に保育園を楽しんでもらっているというのは、保育園にとっても子どもたちにとっても望ましい形だと思うからです。

子どもたちの成長を考えたとき、私たちは保育園での体験がよりよいモノになるように、あーでもないこーでもないと話し合いを重ね、そして行動しているつもりです。でもそれだけでは十分ではありません。子どもには地域の方たちとの関わりも必要ですし、保護者のみなさんのいろんな関わりも大事だと、この場で何度も書いてきました。そしてその人たちが面白そうに楽しんでいる姿を見せることは、もっともっと大事なことだと思っています。楽しそうにしている姿や表情は、確実に子どもたちに伝わります。それが安心感にもつながるし、自分もやってみよう!いろんなことに挑戦してみよう!といった、積極的な取り組みの原動力にもなっていきます。みんなで楽しさを伝え合って、みんなが生き生きと活動できる場にしていけたらいいなあと思っています。

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