その日の剪定のノルマを終えて焚き火場に移動すると、Mちゃんがとってきてくれたカブを使って味噌汁を作っている最中でした。そこには焚き火に興味を持っているぱんだ組の男の子が3人。焚き火に使う薪を割っている様子をジーッと眺めています。1つの薪が2つに割れていく過程はおもしろかったでしょうね。来年か再来年の焚き火シーズンになると、火をつけたり薪を用意したりといろいろと活躍してくれるんだろうなあと、そんなことを想像しながら見ていました。
畑で育っているたくさんの野菜の中から目当ての野菜を探すこと。その野菜が目の前で調理され、そしてそれをその場で食べること。火を扱う人がどんなことに注意しているかを見ること。火を扱うために必要なものは何か、それらはどうやって準備しているのかを見ること。これらはあさり保育園の日常なのですが、この具体的な体験の中には植物に関すること、食に関すること、身の周りの道具に関すること、数や言葉を扱うことなど、様々な学びが詰まっています。この学びの意味については十分に整理できていないので、これからの課題としてじっくりと考えていきます。それにしても、興味を持ったことに集中している子どもの表情っていいですね。見ているとうれしくなります。
夜には役員会が行われ、来年度に向けての提案がたくさん飛び出しました。園長がサボっていて進んでいなかった「父親保育」についても、実行するためのアイデアをたくさん出してもらえました。今年度に実施するのはちょっと難しいので来年度のことになりますが、少しずつ進めていくので楽しみにしていてくださいね。
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