2015年3月6日

啓蟄

二十四節気

啓蟄…蟄虫が戸を啓く。
啓蟄(けいちつ)とは、土中で冬ごもりをしていた生き物たちが目覚める頃のこと。生き物たちは久しぶりに感じるさわやかな風と、麗らかな春の光の中で生き生きとしています。

七十二候

2015/03/06
初候 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)
土中で冬眠をしていた虫たちが、暖かい春の日差しの下に出てき始める頃。虫とはいいますが、冬眠から目覚め始めるすべての生き物のことを表しています。

2015/03/11
次候 桃始笑(ももはじめてわらう)
桃のつぼみが開き、花が咲き始める頃。昔は“咲く”という言葉を“笑う”と表現したそうです。ゆっくりと開いていく桃の花は、ほほ笑んでいるようにも見えます。

2015/03/16
末候 菜虫化蝶(なむしちょうとかす)
厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わり、羽ばたく頃。菜虫とは、大根や蕪などの葉につく青虫のことをいいます。

「暦生活」より

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