2011年9月6日

木を植えてみませんか?

“つながり”というテーマを大事にしようと考えた今年度、
次の活動は「木を植える」ということを提案してみます。
そう思ったのは糸井重里さんの書かれた文章を読んで、
深く深く共感できたからです。

『「木を植える」というのは、どうだろう。
ふと、そう思いつきました。
今年、2011年という年に、東北ばかりでなく、
全国どこでも、木を植えるというのどうでしょうか。

ひょろっこい苗木が、頼れるような太さになったころ、
「あの震災の年に植えたんだよね」なんて、
ちょっと懐かしむくらいの気持ちで、
その木を見ることになるでしょう。
きれいな花をつける木だったら、
花の咲く時期には、うれしそうに人々が集まるでしょう。
植えられた木と同い年の子どもが、おとなになったころ、
「どういう思いで植えたんだろうね」なんて、
いまのおとなたちの気持を想像するかもしれません。』


“つながり”というテーマを掲げた夏祭りでは募金活動を行いました。
「大人たちは何をやってるんだろう?」という疑問でもいいから
子どもたちにはこの年に何かを感じてほしい、
この年に感じたことをこの先どこかで思い出してほしい、
そんな思いで行った活動です。

で、今度は木を植えてみようというわけです。
この年に木を植えることがいろんな形となって
子どもたちの思いや行動につながっていくとしたら、
それはとてもうれしいことです。
その木がこの先の園庭での遊びをもっと楽しくしてくれる、
そう考えたらとても楽しくなります。

「そんなことをうれしいことや楽しいことを想像しながら
みんなで木を植えてみませんか?」
そんな提案をしてみようと思っています。

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