“つながり”というテーマを大事にしようと考えた今年度、
次の活動は「木を植える」ということを提案してみます。
そう思ったのは糸井重里さんの書かれた文章を読んで、
深く深く共感できたからです。
『「木を植える」というのは、どうだろう。
ふと、そう思いつきました。
今年、2011年という年に、東北ばかりでなく、
全国どこでも、木を植えるというのどうでしょうか。
ひょろっこい苗木が、頼れるような太さになったころ、
「あの震災の年に植えたんだよね」なんて、
ちょっと懐かしむくらいの気持ちで、
その木を見ることになるでしょう。
きれいな花をつける木だったら、
花の咲く時期には、うれしそうに人々が集まるでしょう。
植えられた木と同い年の子どもが、おとなになったころ、
「どういう思いで植えたんだろうね」なんて、
いまのおとなたちの気持を想像するかもしれません。』
“つながり”というテーマを掲げた夏祭りでは募金活動を行いました。
「大人たちは何をやってるんだろう?」という疑問でもいいから
子どもたちにはこの年に何かを感じてほしい、
この年に感じたことをこの先どこかで思い出してほしい、
そんな思いで行った活動です。
で、今度は木を植えてみようというわけです。
この年に木を植えることがいろんな形となって
子どもたちの思いや行動につながっていくとしたら、
それはとてもうれしいことです。
その木がこの先の園庭での遊びをもっと楽しくしてくれる、
そう考えたらとても楽しくなります。
「そんなことをうれしいことや楽しいことを想像しながら
みんなで木を植えてみませんか?」
そんな提案をしてみようと思っています。
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