明日はいよいよ運動会。水曜日には予行練習が行われましたが、子どもたちの表情を見ている限り、それぞれに楽しさを感じながら運動会の活動に取り組んでいるように思います。一人ひとりが今どんなことができるようになったかを、保護者のみなさんと一緒に楽しみたいと思います。
予行練習の様子を見ていて感じたことを少し書いてみます。子どもたちはそれぞれにいろんな運動に挑戦するわけですが、これって一人だとなかなかここまではできないんじゃないか、そんな風に思うことがホントにたくさんあるんですよね。
例えば築山にかけてある橋を渡ることにしても、高い木に上って下りてくることにしても、一人ではちょっと怖いけど、友だちも挑戦してるからやってみようという気持ちになったり、リレーの最中、隣の子と顔を見合わせてニコニコ笑いながら走っていたり、他の子が走っている姿を夢中になって目で追ってみたり。そんな姿がたくさん見られた予行練習でした。
他の子ががんばっているからそれに刺激されて、というのも集団の持つ大事な力です。でももっと大事にしたいと思うのは、他の子と共に取り組んでいることに対して楽しさを感じることです。ここで何度も書いていることですが、他人と協力することの大切さは子どもたちに伝えたい大事なことと考えています。
そのためにも、他の子と一緒に過ごす経験や、一緒に何かに取り組むことを楽しんだ経験が欠かせないと思っています。いろんな人がいるから楽しいと自然に思えたり、いろんな人が力を合わせることで一人ではできないことができたり、またそれを楽しいと感じたり、そんな体験が協力とか共生につながる大事な基礎となっていきます。そうした体験の場が多く生まれる運動会になればうれしいですね。
そして最後にもうひとつだけ。そんなことわかってると言われてしまうかもしれませんが、「自分を信じて見ていてくれる」という保護者のみなさんの存在は子どもたちにとって安心感となり、それが子どもたちの生き生きとした活動を支えてくれます。「信じて見ているからやってごらん」という思いをみんなで子どもたちに伝えることのできる、そんな運動会になることを期待しています。
(天気予報では不安なマークがチラチラ見られるようになりました。ドキドキしながら待とうと思います。)
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