発表会が終わりました。それぞれの子がそれぞれの場面で自分を表現している姿を見ていて、「この場でこんなことも披露できるようになったんだ」とか「友だちとこんなやりとりもできるようになってすごい!」といった、うれしい発見もたくさんありました。発表会のことを全部挙げるわけにはいかないので、ここでは最後の3,4,5歳児の歌のことについて書いてみます。
「手のひらを太陽に」「こどもがいっぱいわらってる」の2曲を歌ったわけですが、特に印象に残ったのは後者の歌です。「ワッハッハ イッヒッヒ エッヘッヘホ」と大きな声で笑いを表現する歌なんですが、みんながみんな違った笑顔を見せてくれていたんですよね。歌に合わせて笑っているのか本当に笑ってるのかわからないくらい楽しそうな笑顔を見せてくれていた子。歌っているうちに楽しくなったのか、隣の子と笑い合っていた子。周りにいる友だちの表情を、笑顔のままでぐるーっと見まわしていた子。様々な笑顔がありました。そんな子どもたちの様子を見ていて、ありきたりの感想ではあるけど、笑顔ってやっぱりいいなあと思わされました。
どんな時でも笑顔でいた方がいい、なんて言うつもりはありません。怒ったり悲しんだりといった感情も当然大事で、それを表現するいろんな表情もそれぞれに大事です。でも、やっぱり笑顔はいいと思うんですよね。皆さんも同じ思いだったんじゃないかなあと思っています。笑うことや楽しむこと、そうしたことを控えるべきではないかという空気が何となく漂っていた時期を経験したからこそ、余計に大事にしたいと今強く感じています。子どもたちだけでなく私たちも、目の前のことに精一杯取り組むとき、原動力になるのは笑顔だったり楽しさだったりします。一人ひとりが笑顔や楽しさを大事にして目の前のことに取り組むことが、結果的に大きなつながりになっていくんじゃないでしょうか。そんなことを考えながら、子どもたちの歌を聞かせてもらいました。
話は変わって、火曜日には保護者のTさんが畑でとれた野菜だけで美味しいスープを作ってくれました。いろんな職業があり、いろんな特技をもった人がいることを子どもたちに感じてもらう活動でもあります。子どもたちに仕事や特技を見せてくれる方、まだまだ募集しています。例えばコマとかけん玉などの伝統的な遊びが得意な方とか…。子どもたちと一緒に楽しんでみませんか?
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