2013年8月2日

No.306  遊びが繰り返される園庭

保育園の園庭はどうあるべきなのか。そんなことを職員が集まって考えてくれていて、その中で少しずつ動きが出てきました。今あるモノを整理してちょこっと手を加えたり、新しい遊びの要素を取り入れたりと、今後が楽しみになる計画が動き出しているようです。今回はその園庭について書くことにします。

園庭をどのように改修していくかを考えるとき、参考にしている7つの項目があります。その項目とは
①模倣性(これまでの記憶や、友達の遊んでいる様子を見て、まねたり、一緒に行動したり出来ること。)
②偶然性(ひとりでも友達と数人で遊んでいても、予期しない行動が発生する変化に富んでいること。また新しい発見の喜びのあること。)
③競争性(予想され或いは決まった行動でより早く、スマートに行動が出来ること・友達とルールを決めて行動することが出来る仕掛けがあること。)
④リスク性(勇気を持って試みるものがあること、そして試みた結果達成の喜びがあること。)
⑤秘密性・特異性(大人に監視されていない、一人又は気のあった友達のみと過ごす場所のあること。また夏場は水遊び、冬場はたき火の行える特異な場所があること。)
⑥回遊性・反復性(気に入ったことを、飽きるまで繰り返し行えるようそのルートがあること。)
⑦陶酔性・めまい(一時的に知覚を麻痺させる要素のあること)
です。

全てを取り上げることはここではしませんが、その中で特に大事にしたいと考えている回遊性・反復性について少し。自転車などの乗り物のコースが園庭にはあり、そのコースをぐるっと回っているといろんな遊び場が目に入ってきます。内側には高さを体験できる築山や雲梯が、外側には果樹のスペース、たき火スペース、読書ができるデッキ、鉄棒、ハーブのスパイラルガーデン、今の時期はプール、砂場、いろんな遊びができる大きな遊具、いろんな種類の野菜が育つ畑、砂場、丸太橋、ブランコなどがあります。そして登れる木も点在しています。砂場で夢中になって遊び、それが一段落したら築山へ移動、今度は自転車を楽しんで、また砂場の遊びに戻ってくる。そんな感じで園庭のコースを巡っているといろんな遊びに出会え、その中から好きな遊びを見つけて飽きるまで遊び、また次の遊びを見つけて…。そうやって遊びが繰り返されていく園庭を目指しているわけです。そのイメージを持ちながら、どんな要素をどのように作り、どう配置していけばいいかというが次の課題なのですが、そのことについては次回にでも書きます。



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