2014年8月8日

No.357 明日は川に遊びに来る?




金曜日に行われている「もくもくの日」。浅利町のあちこちに出かけて一日過ごしていますが、その活動が地域の方に少しずつ認知されてきて、いろんな形で力を貸してもらえることが増えてきました。例えば、木曜日の夕方になると「明日は川に遊びに来る?来るなら川を掃除しとくけど。」と舟津川の近くに住んでおられる方からよく電話がかかってきて、金曜日に行ってみるときれいで遊びやすい川になっていたりします。また、その舟津川を通って海へ抜けることができないものかと別の方に相談したところ、海へ近づくにつれて川が深くなるので無理と言われました。しかし次の日には「無理だと伝えた後に見に行ってみたんだけど、水が少ないときには問題なく海まで行けることが分かった。」と教えてくれました。わざわざ調べに行ってくれたようです。また、夏になって山に行くことは少なくなりましたが、よく使わせてもらっている山の遊び場の草刈りなどをしてくださっている方もいます。

それ以外にも「イヌビワがそろそろ食べ頃になってるから遊びにいくときに取りにいったら?」といった情報も届きます。ナツメ、ヒメリンゴ、アンズなども連絡をもらって取りに行かせてもらっています。また少し違ったものとして、「○○くん(園児)の絵が賞をもらってたよ」といった情報を教えてくれる電話もかかってきました。「保育園にお孫さんとかはいない人だけど、夏祭りに来てみたら?と声をかけておいたから」といった話もありました。もくもくの日の活動に対してのことが多くはありますが、保育園のことに関心を持ってもらえていることを感じます。

これからの保育園は地域にとって欠かすことのできない存在にならなければいけません。地域の方がいろんな形で保育園の活動に関わってくれ、そして関わることを自分たちの役割と感じてもらえるところまで進めていく必要があると思っています。そのためにも地域に開いていく姿勢を崩してはいけませんし、情報発信はますます重要になってくると考えています。その情報も単なる行事のお知らせで終わってしまうのではなく、「あさり保育園は保育をしている」とか、「こんなことを教えてほしい」「この部分で力を貸してもらえる人を探している」といった具体的なお願いなんかも必要なんだろうと思っています。ゲストではなく、スタッフとして関わってもらいたい、という思いです。

保護者のみなさんにも、得意な分野で、または仕事の知識や技術などを生かして、できるところで力を貸してもらいたいと思っています。保育園をという場を通してたくさんの大人が子どもたちと関わっていく形を一緒に作っていきましょう。

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