2015年2月12日

No.382 あと1ヶ月半

今年度も残すところあと1ヶ月半。あっという間にこんな時期になってしまいました。今年の4月には「子ども・子育て支援新制度」がスタートするため準備に追われている…というほどではありませんが、それでもいつもの年度末よりも書類の準備に悩まされています。新制度移行に伴う保護者のみなさんにとっての変更点もいくつかあり、それをみなさんにお知らせできる準備がようやく整ってきました。随時お知らせをしていきますが、もしも分からないことがあればいつでも聞いてください。みなさんと一緒に変化に対応していきたいと思っています。

さて、子どもたちのことに話を移しますが、今は新年度に向けての移行の真っ最中です。大きなところではぞう組の生活の場がぱんだ組の部屋に移り、ぱんだ組はきりん組・くま組との生活をスタートさせています。ぞう組は小学校へ進んでいくという課題に向けて、ぱんだ組は3,4,5歳児の生活に進んでいくという課題に向けての取り組みで、混乱することなく年度替わりを迎えることができるように、毎年このように移行を進めています。ぞう組にしてもぱんだ組にしても、新しい環境に移ったことで一気にしっかりしてきたように見えます。「環境によって人は変わる」とよく聞きますが、まさに今そんなことを感じています。残りの1ヶ月半でまだまだ大きく成長していくのは毎年のことで、そのことを想像しただけでうれしくなってきます。

ぞう組は単独の活動も多くなりました。その活動の1つをここで紹介させてもらいます。これは毎日ではないのですが、午後の時間を使い、職員の得意なことや興味のあることを取り上げて一緒に取り組むというものです。例えば第1回の担当はY保育士で、活動内容は「雑巾を縫う」でした。針と糸を使って縫うという本格的なもので、子どもたちは集中して取り組んでいたそうです。もちろんきれいに縫うことはまだできませんが、本物の作業は楽しかったでしょうね。子どもたちにはこの活動を通して人の得意なことや興味は様々であることを知ってもらいたいですし、いろんな活動の楽しさを感じてもらいたいと思っています。人の多様さを知ることは社会を知ることにつながります。楽しさを感じることは次の活動への興味を増すことにつながり、挑戦してみたいという意欲にもつながっていきます。これはあさり保育園が大事にしていることで、全ての活動の基礎の考え方とも言えます。今後は「園内の好きな場所を撮影する」や「サッカー大会」などが予定されているようです。どんな体験になるか楽しみですね。



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