2017年8月24日

2017/8/23【花の村で学ぶ】認知症研修 in 合歓の郷 レポート

奥出雲町にあるグループホームよこたの郷の竹下充明所長さんに来ていただき、『認知症への理解~自分らしく、あるがままに~』をテーマに認知症研修を行いました。今回は地域の方が8名も参加してくださいました。



研修の内容ですが、まずよこたの郷の様子を紹介してもらった後、認知症ケアの考え方についての話に移っていきました。 認知症の基本症状として記憶障害・見当識障害・実行機能障害の3つがあるといった基本の話を分かりやすく整理してもらうことに始まり、実際の声かけなどの対応で気をつけることなども細かく教えてもらいました。

研修の中で何度も話されたのが次のことです。

「本人の目線になる。本人の見ているものを理解する。」
「尊厳を守るケア、つまり自分がされて嫌なことはしないことが大事。」

このことを大事して介護を行ってほしいというメッセージをしっかりと受け取らせてもらいました。

現在認知症の人は462万人、軽度認知障害を含めると800万人もいるそうです。島根県の人口が約70万人なので大変な数字です。事業所としては当然ですが、社会としても認知症に対する理解を深めていくことは今後ますます重要になってくるでしょう。今後もこのような研修の場を計画していきますので、1人でも多くの方と共に理解を深めていきたいと思います。

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