先週も書きしたが、今も植松努さんの講演に夢中になっています。
TEDの動画に加えて、2015年5月17日(日)山梨県立図書館で行われた講演も楽しんでいます。
どの話もとっても響いてきて、いつか生で話を聞きたいと思いながら、何度も何度も動画を見ています。
そんな感じで植松さんの話が頭の中にたっぷり詰まっていた昨日の夜のこと。
子どもの行事予定を確認しようと学校からのプリント類を確認していると、あるプリントに「思うは招く」の文字が。
どこかで見た言葉だなあ、そういえば植松さんの講演タイトルは「思うは招く」だったよなあ……
えっ!
植松努さんの講演会の案内だ!
市内で行われる中学生対象の!
しかも前日に終わってる!
中学生の息子のところへ走っていき、聞きました。
「昨日植松さんの話を聞いたの?」
「うん、聞いたよ」
「植松電機の植松さん?」
「うん」
「ロケットを飛ばす植松さん?」
「うん」
「今日みなさんにお話しするのは『思いは招く』っちゅう話です、って話すあの植松さん?」
「うん、おんなじこと言ってた」
「うわー、いいなあーー!父さんにも教えてほしかったーーー!」
「父さんは別に興味ないと思って」
「今一番興味のある人だよ!ほら、この動画とか(TEDの動画を見せる)、、、、この動画とか(山梨の動画を見せる)、、、、これを今ずっと聞いてるんだよ!」
「へえー、好きだったんだ」
「話を聞いてて楽しかったんじゃない?いい話だったでしょ?」
「うん、よかったよ」
そんな感じで、興奮した父と、そんな父の態度にニヤニヤしながら淡々と受け答えする息子のやりとりがありました。
植松さんは講演の中で
「ロケットの作りたいと思ったら、作ったことのない人にそのことを話しても「そんなの無理」と言われてしまう。でも自分に相談してくれたら『どんなのを作る?』と言ってあげられる。そうすると、本当にロケットを作ることができてしまう。だから夢は『どうせ自分にはできない』とか『やり方がわからないからできない』とあきらめてしまうんじゃなくて、どんどん人に話さないといけない。たくさんの人に話していると『それだったこうしてみたら?』とか『それに詳しい人を知ってるよ』と教えてくれる人に出会える。そうやって夢はどんどん叶っていく。」
そんな話をされていました。
もし私が「植松努さんの話が聞きたい」「今一番会いたい人は植松努さん」とあちこちで話していたら、「植松さんなら今度ここに来るよ」と教えてくれる人に出会っていたかもしれません。息子も「今度植松さんの講演会があるよ」と教えてくれてたかもしれません。
夢の大小にかかわらず、「こうしたい!」という思いは人に話さないといけないなあ、植松さんの講演の動画を見てそのことを学んでいたはずなのになあと、大反省した夜でした。
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