2017年8月18日

No.506 畑の小屋と石の道

お盆の間に園庭に変化がありました。

1つは畑の小屋。保護者会長のHさん、Nさん、Sさん、Yさんが協力して作ってくれたものです。





以前からお伝えしていたのですが、こども園の畑で採れたものを使って地域の方をおもてなしをしたい、そのためには畑で美味しい野菜ができないといけない、そうなると畑作業のための道具置き場もしっかりしたものが必要、今ある小屋は改修が必要になってきている、だったらそれを新たに作ってしまおう、そんな風に考えて作り始めてくれて遂に完成したというわけです。廃材を使ったのでかなり工夫をしなければいけなかったのが大変だったと言われていました。その言葉通り、実際の小屋を見るとすごく考えてくれたことが伝わってきます。その小屋を使う職員のことをいろいろと考えながら作ってくれたようで、内側の棚は自由に組み替えることができるようにしてくれています。この小屋をしっかりと活用し、畑の野菜を使っての地域の方へのおもてなしはもちろん実現させることを考えていきますね。

そしてもう1つの変化が石の道。今まではただの土の道だったところに石が敷き詰められました。



試しに裸足になって歩いてみたところ、かなり不安定です!



まだ石が地面に馴染みきっていないため、不用意に歩こうとすると石のグラグラにやられてバランスを崩してしまいます。もうしばらくすると多少は歩きやすくなるんでしょうが、それでも不規則な形や高さの石の上を歩くのはなかなか難しいです。この上でこけると当然痛いです。だから気をつけて歩かないといけません。バランスも上手にとらないといけません。そんなことは誰かに教えられてできるようになるものではなく、自ら体験して掴んでいくことです。園庭の外に出るとこのような箇所はあちこちにあります。そこでどんな体の使い方をする必要があるかを、園庭の中で学んでほしいという思いがあります。そして、運動面でこれから大事にしていきたいのが「バランスをとる」こと。ゆらゆらと揺れを感じながら、その中でバランスを取ろうと体の動きを意識する、そのために必要な力をつけていく、そんな体験を十分にさせてあげたいと思います。その取り組みの1つが今回の石の道。これから修正を繰り返す予定ですので形は変わっていくかもしれませんが、保護者のみなさんもぜひバランスを取るこのルートを通ってみてください。

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