2011年8月5日

No.205 海でも山でも探索活動

火曜日にはさくら保育所との年長児交流があり、黒松の海へ行ってきました。さくら保育所の年長児より少し早く海へ到着したため待つことになったのですが、予想通り、子どもたちはすぐに「何かおもしろいものはないか」と探索活動を始めました。カニの穴を見つけてはのぞき込んでみたり、砂浜に落ちている小枝や貝殻を拾ってみたり、とにかく休むことなく動いていました。

この行動を見ていて、先日の「もくもくの日」の後でB保育士がつぶやいていた言葉を思い出しました。

『手頃な木の枝を杖の代わりにしたり、ブンブンするのは本当にたのしい!子どもが棒を求める気持ちがわかります。 だから自分もお気に入りの枝を探して楽しくブンブンしました(周りの人にあたらないことをしっかりと確認して)。』

棒を見つけてはそれを杖代わりにして、棒自体の強度を確かめたり、棒から伝わってくる地面の感覚を楽しんだり。また、振り回したときの風を切る音を聞いたり、物を叩いて物の種類によって音が違うことを楽しんだり。子どもたちはこういうことが大好きなんですよね。

探索活動は子どもの行動の中でもとても大切な行動です。子どもは何にでも興味を持ち、その中から自分とその環境に合うベストの物を選ぶことにより、その分野についてよく知る(研究が進む)ことにつながっていきます。この探索活動を通して子どもの脳は発達していくというわけです。身の周りの物を手で触ったり、棒のような道具を扱うことを身につけたり、どの子もそんな探索活動を行っています。

こうした行動は、おそらくみなさんも子どもの頃に体験していて、どんな時代でも変わらずに続いているものです。もし成長に全く意味のない活動であれば、どの子も行って、どの時代でも行われる活動にはならないはずです。そう考えると、探索活動は子どもにとってというより、人間にとって必要な行動と受け止めた方がよさそうです。

大人からすると、次から次に興味をもってあれこれ触ったりいう行動は、時には困ったことのように見えてしまうかもしれません。でも、大切な意味のある行動と捉えてじっくり観察してみるくらいの気持ちが必要かもしれませんね。一人ひとり興味が違うため探索活動の現れ方も違ってくる、そんな子どもたちの様々な探索活動を大切にしてあげたいですね。

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