2017年3月7日
2017/3/6【花の村で学ぶ】前髪の切り方講座 in あさり保育園 レポート
「子どもの前髪を切りたいけど、上手くいかない…」「上手く切るコツを知りたい!」そんな悩みを持つ親は多いはず!
ということで、「HAIR&BODY 心 くくる」の石田さんに来ていただき、前髪を切るときのコツを教えていただきました。
最初に石田さんが「お子さんの前髪を切る際に『こんなことがうまくいかない』ということがあれば教えてください」と参加者に質問され、参加者から「切りすぎてしまう」「真っ直ぐ切れない」「ガタガタになる」「切ったぞ!という感じになってしまう」といった声が出て、それらの悩みに答える形で石田さんの話が進んでいきました。
・最初から攻めすぎず、ちょっと長めに切ってあげる。
・お風呂で切ると髪の毛は水分を含んで重くなっているので、その時はちょうどいい長さにしたつもりでも、乾いたら浮いて短くなってしまう。
・修正、修正、を繰り返していると短くなってしまう。
・髪の毛を引っ張って切らない。
・ハサミをいろんなところから入れるとガタガタになってしまう。
・ラインが強く出てしまう場合はハサミを縦に入れる。
・すきばさみを使う場合は根元からハサミを入れすぎない。
この他にもアドバイスはたくさんありましたし、間違って覚えてしまっているところもあるかもしれませんが、実際に切る様子を見せてくれながらの具体的なアドバイスは、とてもわかりやすかったです。
そして講座の最後に石田さんが話されたことが、強く印象に残っています。
・テクニックをたくさん伝えたが、これらのテクニックを使うことを目的にはしてほしくない。
・これらは全て大人の都合、大人の思い。子どもが自ら望んでいることではない。
・1回のカットで仕上げようとするのではなく、3日に分けて仕上げるくらいのゆったりとした構え方も必要。
・髪の毛を切ったり結んだりすることが楽しいことだと、まずは大人が実践して伝えてほしい。
・大人自身がヘアースタイルと楽しみ、それを子どもにも伝え、子どもが切ったときには「かっこよくなったね」「かわいくなったね」とほめてあげてほしい。
・「伸びたから切る」ではなく、「かわいくなるために切る」「かっこよくなるために切る」になってほしい。
・そうしたことを「髪の毛を切るテクニックを生かす」土壌にしてほしい。
自分の生活の中で、無理はせず、自分のできる範囲で髪のことを楽しんでほしい。そしてその楽しさを子どもにも伝えてほしい。そんな石田さんの思いを聞いて、単に髪の切り方のことだけでなく、子どもとの関わり方全般に通じることだなあと、そんなことも思いました。
石田さん、ありがとうございました。
最後にちょっとした情報を。
子どもの前髪を切るときに使う「フェイスプロテクション」というものがあることも教えてもらいました。
切った髪の毛が顔につくのを嫌がる子、目の前でハサミがカシャカシャ動くのを怖がる子は少なくないそうです。そんなときにこのフェイスプロテクションをつけてあげるといいらしいとのこと。
石田さんからプレゼントしていただいたので、みなさんにもお譲りします。使ってみたい方は保育園のスタッフに声をかけてくださいね。数には限りがあるのでお早めに。
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