2012年4月13日

No.240 新1年生の姿から

この場ではあさり保育園の子どもたちのことを書こうと思っているのですが、すごく気持ちのいい光景を見かけてしまったので、ちょっとだけこの前卒園したばかりの新1年生のことを書かせてもらいます。4月10日(火)に江津市内の小学校では入学式がありました。その入学式後には、新しい制服を着てランドセルを背負ってその姿を見せに来てくれる子が多いんですよね。私たちにとってとてもうれしい出来事です。駐車場では誇らしげにしている新1年生ですが、テラスに並ぶ「早く近くに来てその姿をしっかりと見せて欲しい!」という私たちの表情が近くなるにつれて恥ずかしくなってしまうのか、うつむき加減でモジモジとし始めます。中にはテラスまで来ずに静かに駐車場へ引き返す子もいたりします。そんな姿からも「小学生になった」という成長を感じることができて、こちらはますます笑顔になってしまいます。

そして園舎内に入ってテラスに出られない保育者にその姿を見せて回ってくれる子もいるのですが、その中で新1年生のSちゃんはよくお世話をしてあげていた子どもたち一人ひとりのところへ行き、「来たよ〜!」と手を握ってあげていました。もちろん手を握られた子の方はすごくいい表情になって、しばらく無言でSちゃんと微笑み合う、そんな姿を見せてくれました。子ども同士の関係は大事にしているのでよく見られる光景ではあったのですが、こんな風にお互いの立場が変わってもその関係は形を少しずつ変えながらも続いていく、そんな他者とのつながりを自然につくれるようになっている子どもたちの姿を見せられると改めて感動してしまいます。他者と協力することで命をつないできたのが人類のです。協力するためには他者に共感すること、そしてそのためのつながりを作ること、それが人類の特徴でもあります。そのための力を子どもたちは生まれたときから持っています。その力を引き出していくための支えになること、そしてその力を発揮する環境づくりを今まで以上に意識していきたいと、新1年生の姿から改めて思わせてもらいました。

12日(木)はぞう組さんがさくら保育園の年長児と一緒に高仙に登ってきました。そこでみんなで見た風景はどのように子どもたちの中に残るんでしょうか。そして6月に同じメンバーで行うお泊まり保育にどうつながっていくんでしょうか。子ども同士のこれからの関わりがどのように育っていくか、いろんなことを楽しく想像できるのが4月の楽しさの1つです。

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