2012年3月9日

No.235 もちろん来年もやりますよ

先週の土曜日に成長展が無事終わりました。当日はみなさんがお子さんと楽しそうにしておられる様子を見ながら、いい行事になったなぁとうれしく思っていました。さすがに全て一発で正解という方はおられなかったと思いますが、あれだけたくさん自由画やシルエット画がある中からお子さんのものを見事に当てておられた様子は、やはりすごい!と思わされました。

自分の子どものことだから当然でしょ?と言われるかもしれませんが、そんな簡単なものじゃあないですよ、あれは。あのたくさんの作品の中から探すわけですし、ましてや他の子との比較なんてあそこでは全く意味がないわけなので、いかにその子の成長過程を全体的に捉えているかということしかないんです。あれを当然のことなんて簡単には思いたくないです。「お子さんのことが当然のようにわかる」のはすごいこと、と言いたいです。

りす組のYさんは見終わった後に「子どもの成長を点ではなく線で見るということですね」と言われました。まさにそれだと思うんですよね。“子どもの今”を作品にして見てもらうことも決して間違いというわけではないのですが、少し前の子どもの姿と今の子どもの姿を比較して見る、そこにある成長のプロセスを感じることが、この成長展の目的でもあります。そこに注目していただいたことはすごくうれしいことです。そんな保護者のみなさんと一緒に子どもたちに関わることができてよかった!と、その話を聞きながら素直にそう感じました。ということでこの成長展、もちろん来年もやりますよ。

さて最後はお伝えしていた通り、職員の異動と平成24年度の体制の発表をします。今と変わらず職員一人ひとりの違いを大切にし、全員の存在が子どもにとって意味のあるものにしていきたいと思っています。よろしくお願いします。

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