夕方の出来事です。
子どもたちの歓声が聞こえてきたので様子を見に行くと、高ーい積木の塔が2つも作られていました。そして、恐らくその塔作りに関わっていたと思われる子たちが、ロフトに上がって上からその塔を眺めています。
「どっちが高い?」「あっち!」「いや、こっちかな!」と楽しそうに話しています。
しばらく観察が続いたと思ったらまた下に降りてきて、もっと高く積み上げた子たちがどうすれば積んでいけるかを話し合い、挑戦していました。
歓声が聞こえる30分くらい前にはこんな塔はなかったと思いますが、あっという間に作り上げてしまったようです。熱中し始めたときの集中力や展開の早さはすごいですし、一緒になって遊んでいた子たちの一体感もすごく感じました。
また、単に積むだけで終わるのではなく、高く積むためにイスを持ってきたり、そのイスを重ねて更に高くしたり、もっと高くするためにはどうすればいいか考えたりと、工夫する様子があちこちで見られました。高さを比べたいけど下からでは判断しにくいと感じたのか、同じくらいの高さから眺めて比べてみたりというのも見事な工夫です。
これらは全て学びにつながっていくものです。「学びの基礎」という言い方の方がいいでしょうか。すごい体験を子どもたちだけで見事にやってしまってるなあと、ちょっと感動した風景でした。
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