11月10日(土)に島根県保育協議会という団体の県大会が行われます。今年もそこで人材育成分科会という分科会を担当することになりました。その案内文を書いたのでここにも載せておきます。多くの保育士さんに参加してもらいたいのですが、果たしてこんな案内文でどれだけ参加してもらえるんでしょうか…。
人材育成分科会のごあんない
「毎日忙しく過ごしているあなたへ。」
このように書くと、ほとんどの人が「自分のことだ!」と思うのではないでしょうか。でも、その忙しさの中にありながらも「保育を楽しみたい!」「生き生きと保育をしたい!」と思っているのがほとんどの保育士の現状でもあると思います。
先日行われた「保育者のつどい」では、明治大学教授の諸富祥彦先生がこのようなことを話されています。「保育士の多くが感じているのが多忙感。この多忙感からストレスを感じている保育士は多い。この多忙感を自分の中でどう処理するかによってストレスの感じ方はずいぶん変わってくる。」
ポイントは「忙しいこと」と「多忙であると感じること」は違うというところだと思います。生き生きと保育するために、忙しさをどう捉え、どう向き合うか。難しいことではあると思いますが、そのことによってかかってくるストレスの度合いが変わってくると考えると、ぜひとも取り上げたいテーマです。
ということで、今年度の島根県保育研究大会の人材育成分科会では『生き生きと保育をするために、忙しさについて考える』ことに挑戦してみることにしました。なんだか大きなテーマですし、借りていた猫の手が必要なくなるような素晴らしい方法が見つかる…なんてこともないでしょう。でも、みんなで多忙感の正体について意見を交わすことで、自分ひとりでは気づくことのできなかった考え方に出会えるんじゃないかと、そんなことは期待しています。忙しいみんなが、生き生きと保育をするために知恵を出し合えば、一人で悩んでいるのとは違って、それはもう楽しい話ができるんじゃないかと思っています。
そんなわけで、今回は保育士のみなさんを主な対象者として開催することにしています。現状はなかなかしんどいけれど、でも保育を楽しみたい!と思っている方、ぜひ人材育成分科会へ集まってください。
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